佐賀市の出前授業
2026-06-23 12:14:18

佐賀市が提供する縄文時代の出前授業、歴史を身近に感じる

佐賀市の東名遺跡で縄文時代を学ぶ出前授業



佐賀市では、地域の歴史や文化を次世代に伝えるため、市内の小学6年生を対象にした出前授業が行われています。このプログラムの目玉は、8,000年前の縄文時代の暮らしを「本物」として学べることです。

高木瀬小学校での特別授業



特に注目が集まったのが、6月16日に高木瀬小学校で行われた授業です。ここでは、東名遺跡から出土した実物の土器や貝殻、動物の骨といった貴重な資料が用意され、児童たちは各グループに分かれて観察を行いました。実際に手に取ることで、昔の人々の生活や文化への理解が深まる貴重な体験が提供されました。

「触れる」ことで興味が広がる



歴史を教科書だけで学ぶことは簡単ですが、実物に触れることで感じることができる興味や感動は異なります。児童たちは、土器の重さや形状を確認し、貝塚から出土した貝殻を観察しながら、縄文時代の食生活や生活環境についてリアルに学びました。これらの体験は、単なる学びに留まらず、子どもたちの心に生きた歴史として刻まれます。

国史跡指定10周年を迎える東名遺跡



この出前授業が行われた東名遺跡は、佐賀市金立町に位置する縄文時代早期の集落遺跡です。日本最古の湿地性貝塚として知られ、平成28年には国史跡に指定されました。保存状態が良好で、通常の遺跡ではなかなか見られない動物の骨や木の実、編みかごなどが発見されており、縄文人の生活を知る上で非常に貴重な情報源となっています。今年は国史跡指定から10年という節目の年であり、市では遺跡の整備とともに、地域の歴史を身近に感じられるさまざまな活動を進めています。

地域の宝を未来へつなぐ



毎年、東名遺跡を用いた出前授業は、縄文時代を学ぶ小学6年生の1学期に実施されています。8,000年前の出土品に触れることで、子どもたちの学びに対する関心が高まっています。令和7年度には27校、1771人の児童が参加し、令和8年度も既に29校からの申し込みがあり、1869人の児童を対象にする計画です。これにより、地域の歴史や文化を実体験を通して学ぶ機会がさらに広がっています。

この「本物との出会い」は、教科書では得られない深い学びとなり、地域の歴史や文化への理解を促す素晴らしい機会となっています。未来を担う子どもたちが、地域の宝である東名遺跡を通じて歴史に触れることで、これからの佐賀市の文化がさらに豊かに育まれていくことを期待しています。


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会社情報

会社名
佐賀市役所
住所
佐賀市栄町1番1号
電話番号
0952-40-7021

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