SEMICON Japan 2025でのEUパビリオンの挑戦
2025年12月15日から19日にかけて東京ビッグサイトで開催された「SEMICON Japan 2025」では、EUパビリオンが再び登場しました。今回の出展には、デジタルソリューションおよび半導体技術に特化した欧州の中小企業やスタートアップ49社が参加し、革新性あふれる製品と技術を披露しました。このイベントは、日欧の企業間での新たなビジネス機会や協力の場としての重要性が高まり、多くの業界関係者の注目を集めています。
日本最大の半導体展示会である「SEMICON Japan」は、12万人を超える来場者が訪れる国際的なプラットフォームとして知られています。今年は1,200社以上の出展者が参加し、特にEUパビリオンは多くの企業にとって、欧州のイノベーションと日本市場の主要プレイヤーとの接点を提供しました。
EUビジネスハブの取り組みは、参加企業が持つ技術やリソースを最大限に活用し、カスタマイズされた支援を行うことで、出展企業の成果を上げる重要な役割を果たしました。専任のコーチやプロ通訳が出展者と密に連携し、彼らの革新的なソリューションを効果的に伝えることができました。また、ネットワーキングレセプションやマッチメイキングイベントでは有意義な交流が促進され、新たな協業の道が開かれました。
実際、ミッション期間中には、欧州の企業と日本の企業との間で1,300件以上の商談が行われました。これにより、双方はビジネスチャンスを具体化し、将来のジョイントベンチャーにつながる信頼関係と相互理解を深めています。これに参加した企業からは、ポジティブな感想が寄せられました。
例えば、フランスのGENESINKは、「アジアでの事業拡大にとって非常に重要な機会であり、日本市場には大きな可能性を感じている」と述べています。オランダのBruco ICは、「コーチや通訳、ロジスティクスチームによる綿密な準備があり、強力なつながりを築くことができた」との感想を寄せました。また、ルーマニアのROWAVESは「組織的なミッションへの参加が新しいビジネスの可能性を拓いた」と述べ、新たな協業の価値を実感しています。
EUパビリオンは、ただ技術を発信するだけでなく、経済安全保障と双方の成功に向けた共通の取り組みを強調しており、今後の国際的な半導体市場における成長とイノベーションを牽引する重要な要素となるでしょう。
さらに、EUビジネスハブは今後も日欧間の企業連携を強化するための取り組みを続け、新たな協業の機会を創出していく予定です。特に、2026年の「SMART ENERGY WEEK」への出展を決定し、エネルギー分野におけるパートナーシップの構築を進める方針です。
このような動きは、欧州中小企業やスタートアップの国際展開を支援し、今後の半導体業界の発展にも寄与することが期待されています。
今後も、EUビジネスハブの取り組みに注目し、グローバルな技術革新とビジネス機会の創出に貢献していくことでしょう。