FREAK’S STOREが長野県と連携協定を締結し地域貢献へ

FREAK’S STOREが長野県と包括連携協定を締結

株式会社デイトナ・インターナショナルが運営するセレクトショップ『FREAK’S STORE（フリークスストア）』は、長野県との包括連携協定を2025年6月13日に締結しました。この協定は、信州ブランドの発信や社会課題の認知向上を目指す取り組みを加速させるものです。

FREAK’S STOREの歴史と地域への思い

1999年に長野市に初出店し、26年の歴史を持つFREAK’S STOREは、地域の皆様との交流を深め、2020年には移転リニューアルを行い、現在は2フロアの店舗で展開しています。地域と共に成長する姿勢から、様々なプロジェクトも始まりました。

特に注目すべきは、2021年に開始したジビエ活用プロジェクト「ジビエフリーク」です。このプロジェクトは、ハンターの高齢化や担い手不足から生じる獣害問題に着目し、捕獲された野生鳥獣を地域資源として活用することを目的としています。これにより、地域住民の意識を高めると同時に、若年層へのジビエの楽しみ方を広める取り組みが行われました。

地域課題解決への取り組み

また、2022年には耕作放棄地の問題を解決するための再エネプロジェクト「フリークス電気」を開始。地域の特色を活かし、長野県産のポップコーン用とうもろこし『爆裂シナノポップ』を栽培し、その成果物を地域産品として販売しました。このプロジェクトは、持続可能な農業の重要性を再認識させる機会にもなりました。

さらに、2024年には交通安全施策として「通学白書」をテーマにしたヘルメットシェアリレーイベントを実施。県内の高校生と連携し、ヘルメットの着用率向上を目指しました。このように、FREAK’S STOREは地域の課題に真摯に取り組み、その活動を通じて多くの人々に影響を与えています。

協定の内容と今後の展望

今回の包括連携協定には、以下の3つの主要な連携項目が含まれています：
1. 信州ブランドの県内外への情報発信
2. 社会課題の認知向上に資する取り組み
3. その他の協力が必要な事項

この協定の締結式は長野県庁で行われ、阿部守一知事と株式会社デイトナ・インターナショナルの佐々木聡CEOが出席し、協力の誓いを新たにしました。イベントでは協定書の署名や、長野県PRキャラクター「アルクマ」のTシャツの紹介も行われました。

「アルクマ」Tシャツとその収益

協定締結を記念してFREAK’S STOREは、「アルクマ」のTシャツを製作し、受注販売を開始します。その一部の収益は企業版ふるさと納税を通じて長野県へ寄付され、地域活性化への貢献を目的としています。販売は2025年6月13日から22日まで行われ、価格は3,993円です。受注状況に応じて販売数が制限されるため、関心がある方はお早めの申込みをお勧めします。

加えて、Tシャツの購入者にはプレゼントキャンペーンも実施され、SNSを活用したコミュニケーションも行われる予定です。