ブルータグとYahoo! JAPANが提携し、スポーツ大会を支援する新サービスを開始
ブルータグとYahoo! JAPANが提携、スポーツ大会支援新サービスの実施へ
アスリート支援を行うブルータグ株式会社が、Yahoo! JAPANとの事業提携を発表しました。この提携により、スポーツ大会の主催者や参加者を対象に、利便性の高いインターネットサービスを提供し、スポーツ参加人口の拡大を目指します。
スポーツ大会の現状と課題
日本では、年間約2,000大会が開催されるランニングイベントが急増しています。この中で特に参加申し込みのデジタル化が進展していますが、主催者や関係者間での参加者情報のやり取りが頻繁になり、個人情報の取り扱いに配慮したシステムが求められています。
多くの大会ではゴール地点でタイム計測を行っており、マラソン大会では5キロごとの通過タイムを共有する仕組みが存在します。しかし、主催者にとって高額な計測システムの導入は負担となり、小規模な大会では導入が難しいのが実情です。特に近年人気を博しているトレイルランニングやウルトラマラソンでは、場所によって計測システムの設置が困難な場合もあり、参加者の安全確保や情報のリアルタイム共有が急務とされています。
ブルータグの展望
ブルータグは、アスリートの支援を行う企業として、トレイルランニングやウルトラマラソンの運営サポートに従事してきました。この経験を活かし、参加申し込みから大会運営に至る管理システムの開発や、新しい計測システムの構築に取り組む予定です。
具体的には、ビーコン技術や振動発電を利用した新しい計測方法の導入を図り、参加者の利便性を高めつつ、大会主催者にかかるコストを軽減することを目指します。
Yahoo! JAPANの役割
Yahoo! JAPANは、その子会社であるワイズ・スポーツ株式会社を通じ、「スポーツナビ」という日本最大級の総合スポーツ情報サイトで本サービスのプロモーションを行い、全国のスポーツ大会への参加を後押しします。ワイズ・スポーツの代表取締役、杉本渉氏は、提携によって主催者と参加者にとってより快適で安全なサービス提供が実現できることを期待しています。
目指す1000大会への情報整備
ブルータグの代表、今矢賢一氏は、Yahoo! JAPANとの提携で得られる広範なリーチと情報の信頼性を活用し、初年度中に1,500大会の情報を整備し、500大会でのエントリーシステムの導入を目指すとしています。また、アスリートのネットワークを活かし、自社主催の大会も増やしていく計画です。
結論
ブルータグとYahoo! JAPANは、それぞれの強みを生かして、スポーツ現場が抱える多様な課題解決を進め、国内でのスポーツ参加人口のさらなる拡大を追求しています。これにより、今後のスポーツ文化の発展に大きく寄与することが期待されています。
会社情報
- 会社名
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ブルータグ株式会社
- 住所
- 東京都港区高輪4-18-12 A
- 電話番号
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050-3786-2833