ZOZOが新しいマッチングサービス「ZOZOマッチ」を発表、ファッションで繋がる出会いを提供

ファッションECサイト「ZOZOTOWN」を展開する株式会社ZOZO（千葉県千葉市、本社：代表取締役社長兼CEO：澤田宏太郎）は、2025年6月30日から新たなマッチングアプリ「ZOZOマッチ」をiOSとAndroidにて提供開始すると発表しました。

「ZOZOマッチ」は、ファッションジャンル診断を基にしたマッチングアプリであり、ユーザーの好みに合わせた「相手」をAIが紹介します。登録時には、年齢や性別といった基本情報に加え、自身が気に入っているファッションのコーディネート画像を選んでいただきます。その選択を通じて、ZOZOの独特なAIシステムが「好みの雰囲気」をもつ相手を導き出します。このようにファッションから導かれる相手との出会いは、より直感的なものとなることでしょう。

また、同社が実施した「Z世代の恋愛・マッチングアプリに関するアンケート」によると、97.5％の回答者が「ファッションを含む全身の雰囲気が、出会いにおいて重要だと感じている」と答えました。この数字は、出会いの場で全身のファッションから直感的に相手を判断することの重要性を示しています。ZOZOマッチでは、プロフィールに登録された全身写真の分析を通じて、ユーザーの雰囲気を把握し、個別のマッチングを行います。

さらに、恋愛中にファッションに対する意識が高まるという調査結果も示されており、89.9％が「恋愛をしているときに洋服が欲しくなる」と応えています。また、91％の人々が恋愛中はファッションにかける費用が増えると回答しました。このことから、出会いがファッションへの興味を増すことが明らかとなり、ZOZOマッチはファッションと恋愛の両方を楽しむ新たな切り口を提供します。

さらに、ZOZOは「niaulab by ZOZO」という超パーソナルスタイリングサービスでも独自の知見を蓄積しており、その成果を活用したファッションジャンル診断を「WEAR by ZOZO」というコーディネートアプリで提供しています。ZOZOマッチは、こうしたテクノロジーとファッションを結びつけ、新しい出会いの場を提供することで、ユーザーがより自分らしくいられるような体験を目指します。

プロフィール機能では、全身写真を登録することに加え、自分を表現するキャッチコピーの入力が求められます。このシンプルで魅力的なプロフィール配置により、ユーザーの個性を直感的に伝えることが可能です。さらに、プロフィール項目が簡潔であることから、学歴や年収といった従来の社会的ステータスに影響されることなく、より価値観やライフスタイルを重視した出会いへと導きます。

ZOZOマッチでは一日に紹介されるお相手の人数が最大10名（プレミアムオプション利用時は最大20名）と制限されており、ユーザー同士の出会いを大切にする姿勢がみてとれます。興味のある相手にはメッセージ付きの「いいね！」を送ることで、会話をスタートさせることができます。加えて、システム面でも安全性は確保されており、公的証明書による本人確認が行われ、悪質なユーザーに対しては厳正な対応がなされています。

さらに、ZOZOマッチではサービスリリースを記念して、初期のユーザーへ特典も用意されています。2025年6月30日から7月31日の間に会員登録と本人確認を完了した先着10万名には、ZOZOTOWNで使用できる1,000円分のZOZOポイントを進呈。また、通知設定を行った先着3万名には追加でも1,000円分のポイントが付与されるキャンペーンが実施されます。

このように、ZOZOマッチはファッションとテクノロジーを融合させ、より多くの人が自分らしい恋愛を楽しめる場を提供することを目指しています。これにより、今後は「ファッションを『買う』ならZOZO」というスタンスから、「ファッションの『こと』ならZOZO」へと進化を遂げ、より広い範囲での展開が期待されています。この新しいマッチングアプリがどのように多くの人々の生活を変えていくのか、今後の動向に目が離せません。