工業炉脱炭素化セミナーの開催
環境問題が深刻化する現代、各業界での脱炭素化が急務となっています。特に、日本国内には約37,000基の工業炉が存在し、これらの施設は高温加熱プロセスにおいて大きなエネルギーを消費しています。日本計画研究所(JPI)が主催し、中外炉工業株式会社より河本祐作氏を迎えたこのセミナーでは、工業炉の脱炭素化に向けた水素やアンモニアの燃焼技術の現在の開発状況が詳しく解説されます。
セミナーの目的とは
本セミナーの目的は、工業炉でのカーボンニュートラル(CN)の達成を促進することです。特に焦点を当てるのは、水素とアンモニアの燃焼技術であり、これらを実際の工業炉に適用するための課題とその解決策を議論します。今後の展開に向けた具体的な取り組み事例も紹介される予定です。これにより、参加者は最新のテクノロジーとその実装に関する知識を深めることができます。
講義概要
河本氏は、自社での脱炭素化の取り組みを交えながら、以下の項目について講義を行います。
1. 中外炉工業の企業紹介
2. 工業炉の基本概念
3. カーボンニュートラルの重要性
4. 水素燃焼技術の最新情報
5. アンモニア燃焼技術の現状
6. グリーンイノベーション基金事業の取り組み
7. 脱炭素社会実現に向けた水素・アンモニアの課題
8. 工業炉における省エネルギー対策
9. 参加者からの質疑応答
10. 名刺交換や交流会を通じたネットワーキング
参加者は新たな人脈を築く機会もあり、ビジネスの拡大が期待されます。セミナーはリアルタイムでの参加だけでなく、後日アーカイブで視聴することも可能です。
受講の詳細
受講方法は会場での参加、ライブ配信、アーカイブ配信から選択できます。受講料は税込で33,390円ですが、2名以降の申し込みでは28,390円となります。また、セミナー終了後にも講師への質問や参加者同士の交流をサポートする体制が整っています。
終わりに
脱炭素化が求められる現代において、工業炉の役割とその技術革新がますます重要なテーマとなります。本セミナーを通じて、参加者が今後の展開を見据えた学びを得て、持続可能な社会に向けた一歩を踏み出すことができるでしょう。
詳細や申し込みは以下のリンクをご覧ください。
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