KDDIと京セラ、ミリ波中継技術で電波功績賞を受賞
2026年6月25日、KDDI株式会社と京セラ株式会社は、一般社団法人電波産業会が主催する「第37回電波功績賞」において、総務大臣表彰を受賞しました。これは「ミリ波エリアを飛躍的に拡大する無線中継技術の開発と実用化」が評価された結果です。
この受賞は、5Gの進展と6Gの時代に向けたミリ波通信の重要性を考慮したもので、両社は通信エリアを効率的に拡大するための独自の無線中継技術を世界で初めて開発しました。特に、ミリ波は高速・大容量通信に適していますが、その特性上、遮蔽物の影響を受けやすく、従来の技術では通信エリアが限られていました。
しかし、KDDIと京セラはこの問題に取り組み、複数のアンテナを切り替えながら最適な中継ルートを選択することで、新たな無線中継技術を実現しました。この技術により、ミリ波通信の普及に向けた課題を克服し、高速通信環境の実用化に大きな貢献を果たしました。
表彰式での様子
表彰式では両社の代表者が壇上に立ち、これまでの努力が実を結んだことを喜びました。KDDIの佐藤達生執行役員は、この成果を代表し、「今回の受賞は、京セラとの協力によって実現されたもので非常に光栄です。今後は、他の事業者やデバイスメーカーとともに、さらなる普及を目指していきたい」と述べています。
京セラの塙英治統括部長も同様に、この技術の発展が日本のデジタルインフラの発展を促進することに寄与することを誓いました。
技術の詳細と今後の展望
今後、両社は5G技術のさらなる高度化と普及に力を入れる予定です。ミリ波対応機種のラインアップを増やし、より使いやすい環境を提供することで、通信サービスの質を向上させ、お客さまの利便性を高める方向で努力していきます。
今回の受賞を通じて、ミリ波通信の未来がますます明るくなることが期待されます。両社の先進的なアプローチにより、次世代の通信技術が現実のものになりつつあるのです。
この革新的な技術は、私たちの生活にも多大な影響を及ぼし、通信インフラのさらなる発展を推進する新たな一歩となるでしょう。ミリ波中継技術の実用化がもたらす未来に、今後も目が離せません。