スポルアップとゲタ・プロダクションがゲーム事業で業務提携を発表

スポルアップとゲタ・プロダクションが業務提携で新たなゲームプラットフォームを目指す

2023年、スポルアップがゲタ・プロダクションとの業務提携を結び、ゲーム事業への新たな一歩を踏み出しました。この提携は、両社が力を合わせて新しいゲーミング・プラットフォームを構築することを目的としています。スポルアップはこれまで、EC事業支援やデジタルマーケティング事業に特化していましたが、ゲタ・プロダクションとの連携により、エンターテインメント業界にもその幅を広げることが可能になりました。

業務提携の背景

スポルアップは「Coaching, Operation, Creative」をコーポレートメッセージに掲げ、様々なプラットフォームを駆使して生産者と消費者を繋げる事業展開を行っています。一方のゲタ・プロダクションは、プロレスゲームの開発に特化した企業であり、代表の岩下英幸氏はアメリカのプロレス団体「AEW」のオフィシャルゲーム開発に関与しています。岩下氏が手掛けた『WWF No Mercy』は発売から20年以上が経過してもなお、多くの熱狂的ファンに支持されており、AEWのゲームプロジェクトへの関与は、トップレスラーのケニー・オメガが直接岩下氏に声をかけたことが契機となりました。

新たなゲームプラットフォームの構築

スポルアップは、今回の業務提携を通じて、参加する全世界のユーザーがプレイヤーと観客の両方を楽しめる新時代のゲームプラットフォームの構築を目指します。本提携により、ゲタ・プロダクションがもたらすプロレスゲームにスポルアップのマーケティング力を融合させ、より充実したエンターテインメントネットワークを形成していきます。岩下氏は「この提携で双方がシナジーを生むことができる」との期待を寄せています。

双方のコメント

合同会社ゲタ・プロダクションの岩下氏は、今回の取り組みを光栄に思うとし、スポルアップとの共同での営業プロモーションで見込以上の成果を上げてきたことを強調しました。また、スポルアップの山本慎二郎氏も、この提携を機に、インタラクティブな世界観を提供する新たなゲーム事業への本格参入を決意したと語っています。どちらの代表者も、新プラットフォームから生まれるゲームサービスに大いに期待を寄せています。

スポルアップの取り組みと今後の展望

スポルアップは全国各地のクリエイティブなパートナーとの連携を通じて、地域に根ざしたマーケティング戦略を展開してきました。これまで約200社以上のオンラインショップへの支援を行い、地域特性を最大限に活かした販売促進に成功しています。また、今回のゲーム事業への参入を契機に、エンターテインメント分野への事業拡大を加速させ、プレイヤーとの双方向のコミュニケーションを取り入れた新たなサービス開発を目指します。

スポルアップとゲタ・プロダクションの提携がどのような新しいゲーム体験を生み出すのか、今後の進展が注目されます。