美容クリニック界に新たな風を吹き込む連携システム
株式会社シアンが開発した美容クリニック向けのサイトコントローラー「らくらく予約マネージャーfor美容クリニック」は、クラウド型電子カルテ・予約システム「MEDIBASE」との連携が今夏予定されています。この連携により、美容クリニックでの予約管理が大きく変わることが期待されています。
効率的なCRM構築を実現
この連携は、美容クリニックが直面する予約管理の課題を解決し、CRM(顧客関係管理)の構築をより効果的にすることを目指しています。以下のような機能によって予約管理業務の手間を大幅に削減し、患者様にとっての美容医療体験を向上させます。
1.
予約管理業務の90%削減
これにより、予約アプリと電子カルテの二重入力作業が不要になり、リアルタイムで空き状況が反映されるため、煩雑な対応が不要になります。特にダブルブッキングのリスクを排除できる点が大きなメリットです。
2.
予約数の1.3倍増加
このシステムでは、電子カルテと予約アプリの空き枠の同期が可能になり、ユーザーはリクエスト予約ではなく即時予約ができるようになります。この結果、約1.3倍の予約数増加が実現され、ユーザーエクスペリエンス(UX)の向上にも寄与します。
3.
スタッフの負担軽減
煩雑な業務が減ることで、現場のスタッフはコア業務に集中できる環境が整います。また、この効果により離職率の低下も期待されています。
美容医療業界の生産性向上
この新しいシステムは、美容医療業界における「サイトコントローラー」という新しい役割を果たすことが期待されています。業界内で予約の即時化や予約の同期が求められていますが、これまでその課題を解決するシステムが存在しませんでした。
この連携により、各予約アプリや電子カルテ事業者が個別に対応する必要がなくなり、システム間の仕様を統一することでスムーズな連携が実現します。これにより、業界全体の生産性が向上し、各社はリソースを競争力の強化に集中させることが可能になります。
代表者コメント
GMOビューティー株式会社の代表取締役、高橋良輔氏は「今回のシステム連携は、予約管理の複雑化という課題を解決するための大きな一歩です。集客プラットフォーム『カンナムオンニ』からの予約がリアルタイムで『MEDIBASE』に自動反映されることで、スタッフは手作業から解放され、患者様へのカウンセリングや施術に専念できる環境を整えます」と述べています。
また、株式会社Healing Paperの代表取締役、加藤雄太氏は「今回の連携によって、患者様が予約を『思い立ったその時』にスムーズに可能になることは、クリニック様にとっても顧客獲得に繋がる重要なポイントだと考えています」と語ります。
今後の展望
今後は、予約管理だけに留まらず、美容医療業界全体の様々な課題を解決へとつなげるさらなるシステム開発や業務提携を進めていく予定です。業界全体の発展を目指し、「美容医療を通じて、より多くの人々が幸せになる」未来を実現していくことが期待されています。
お問い合わせ
株式会社シアン
代表取締役:籔本 崇
所在地:東京都品川区
サービスサイト:
らくらく予約マネージャー
お問い合わせ:
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