AIを駆使したTimeRexのSalesforce連携機能が業務効率を大きく向上

TimeRexによる業務効率化の新たな提案

ミクステンド株式会社が提供する日程調整自動化ツール「TimeRex」が、Salesforceとの連携機能をさらに充実させる新機能を導入しました。この機能は、顧客が入力したフルネームを自動的に「姓」と「名」に分割するもので、業務の効率化に大きく寄与すると期待されています。2023年6月9日に正式に提供を開始したこの機能は、特に日本国内での業務において非常に有益です。

機能の背景と目的

TimeRexでは、顧客からの名前の入力が必須項目として求められています。しかし、Salesforceでは「姓」と「名」が別々に管理されています。そのため、従来は利用者が手作業でこれらの情報を再入力する必要がありました。AIの導入により、このプロセスを自動化し、時間の節約とエラーの軽減を実現しています。

たとえば、顧客が「田中太郎」とフルネームを入力した場合、これまではデータ連携中にエラーが発生するケースが多々ありました。そのせいで、ユーザーはTimeRexの設問をカスタマイズし、名前の入力を「姓」と「名」に分ける手間をかける必要がありました。しかし新しいAI機能によって、これらの普段の手間を放棄し、スムーズにデータ連携が可能になったのです。

セキュリティと個人情報保護

この機能はOpenAIのAPIを活用しており、データは厳重に管理されています。具体的には、入力・出力されたデータは最大30日間保持されるものの、サービス提供や不正利用検出の目的に限定されるため、個人情報保護への配慮がなされています。また、これにより「外部提供」には該当しないとされています。

ミクステンドは、この新機能を通じて法令遵守と個人情報の適切な取り扱いに引き続き努めており、安心してこのサービスを利用できる環境づくりを目指しています。

TimeRexの特徴と成長

TimeRexは、GoogleカレンダーやOutlook予定表とリアルタイムに連携し、従来の煩雑な日程調整作業を自動化することを目的としています。2020年1月にサービスが開始され、ユーザー数も急増し続けています。2024年には30万人を超えるユーザーを抱える見込みです。これに伴い、名刺管理のSansanとの連携機能も追加され、ユーザー体験を更に向上させています。