訪日客調査の発表
2026-10-22 17:43:16

近畿大学経済学部の学生が訪日客調査の成果を発表予定

近畿大学経済学部が訪日客のニーズを調査



近畿大学経済学部の新井ゼミでは、2026年7月12日と18日の2日間、大阪駅のJR高速バスターミナルを中心に、高速バスを利用する訪日客を対象にしたパーソントリップ調査を行いました。この取り組みは、西日本ジェイアールバス株式会社との産学連携プロジェクトの一環として実施されています。

この調査の主な目的は、訪日客がどのような意図で、高速バスを選択するのか、またその選定プロセスを明らかにすることです。具体的には、訪日客の出発地と目的地、移動の時期、旅行の目的、情報の収集手段など、多角的にデータを収集しました。学生たちは、英語や中国語、フランス語など、5カ国語のアンケートを作成し、訪日客に直接対話を進めながら情報を収集しました。

この調査を通じて、学生たちは日本国内での移動における情報の発信状況や、訪日客がどれだけ事前に移動手段を検討しているのかを分析し、訪日客に適した高速バスの需要特性を探ることが出来ました。特に、少子高齢化や人口減少に直面している日本の公共交通事業者にとって、このデータは非常に重要です。

報告会の開催



調査の成果は、2026年10月27日に西日本JRバスの社員に向けて報告される予定です。この場では、訪日客の利用実態に関する具体的なデータをもとにしたマーケティング施策も提案されることとなっており、単なる学問の発表に留まらない実践的な内容となることが期待されています。

報告会には、新井ゼミの大学生だけでなく、西日本JRバス及び西日本旅客鉄道株式会社の社員も参加する予定で、共同でインバウンド需要の拡大を図るための重要なステップとなります。学生たちが、自らの研究成果を企業に向けて発表することは、貴重な経験であり、また彼らの成長にも寄与します。

調査の意義



この取り組みは、地域の交通政策や観光施策の向上にも寄与します。訪日客のニーズを把握することは、高速バスサービスの質を向上させ、顧客満足度を高めるための重要な情報源となります。このような活動を通じて、大学と企業が連携し、それぞれの分野での知識と経験が最大限に活用されることが期待されます。

近畿大学経済学部の新井ゼミは、今後も地域の交通政策についての研究を進め、持続可能な観光の促進に努める所存です。近未来の訪日観光市場を見据え、高速バスサービスの普及と改善に向けたデータ分析の重要性はますます増していくことでしょう。

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