「シアターコモンズ’25」開催概要
2025年2月21日から3月2日まで、東京でアート祭「シアターコモンズ’25」が開催されます。今年で9回目を迎えるこの芸術祭では、「ブレス・イン・ザ・ダーク/暗闇で呼吸する」というテーマのもと、演劇やパフォーマンス、そして観客参加型プログラムが都内の様々な会場で行われます。
アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」
今回のイベントでは、株式会社The Chain Museumが運営する「ArtSticker」がチケット販売を担当します。「ArtSticker」はアートを楽しむ新たな方法を提供し、参加者がアートと出会い、対話を楽しむプラットフォームです。特に著名アーティストから新進気鋭のアーティストの作品まで、多岐にわたるアート体験をつなぐ役割を果たしています。
様々なプログラムの体験
「シアターコモンズ’25」では、多様なプログラムがラインナップされています。例えば、キュンチョメによる「ブレス・イン・ザ・ダークー平和のための呼吸ー」。この参加型パフォーマンスでは、自分の呼吸を探し、他者の呼吸を感じるという新たな体験を提供します。また、佐藤朋子の「オバケ東京のためのインデックス東アジア編」では、東アジア史の痕跡をたどりながら、東京の「オバケ」に迫ります。
さらに、中国とオランダのアーティストメイ・リウによる「Home Sick for Another World」は、コロナ禍からの再生をテーマにした未来的なパフォーマンス。レバノンとフランスのジョアナ・ハジトゥーマとカリル・ジョレイジュが手がける「オルトシアのめくるめく物語」では、古代の伝説を現代に蘇らせます。
これらのプログラムは、一般チケットと学生割引が用意されており、多くの人にアートを楽しむ機会を提供しています。
コミュニティの創造
今回のイベントでは、ただパフォーマンスを観るだけではなく、参加型のツアープログラム「コモンズ・ツアー」も用意されており、観客同士の交流やトークセッションなどを通じて、世代やジャンルを超えたアクティブな観客コミュニティが形成されることを目指しています。
特に各ツアーは、東京藝術大学の教授や、翻訳家がナビゲーターを務めるため、深い対話を楽しむことができます。
フォーラムも充実
また、無料で参加できるフォーラムも予定されており、「演劇とケア」や「演劇と社会」、「演劇と東アジア」といったテーマに関する貴重な議論が展開されます。これにより、アートが持つ社会的な役割についても深く考察される機会となります。
詳細なプログラム情報やチケット購入は、ArtStickerの専用サイトで可能です。アートと触れ合う機会を逃さず、ぜひ参加してみてください。アートの新たな形を体験し、共に呼吸を感じる時間を持ちましょう。
公式サイト
ArtSticker
今後もアートは私たちの暮らしに大きな影響を与える文化であり続けるでしょう。「シアターコモンズ’25」は、その未来を探る、素晴らしい機会となること間違いありません。