CYDEF2021の意義
2021-10-28 10:13:06
新たな安全保障を論じる「CYDEF2021」オンライン開催の重要性とは
新たな安全保障を論じる「CYDEF2021」オンライン開催の重要性とは
近年、世界の安全保障環境は非常に緊迫しています。特にサイバー領域では、各国の重要なインフラが攻撃対象となっているため、その影響は計り知れません。日本でも、その認識が十分でない現状がある中、サイバーディフェンスへの関心を高める必要があります。このような背景から、今回のサイバーディフェンスカンファレンス「CYDEF2021」がオンラインで開催される運びとなりました。
CYDEF2021の開催テーマ
「CYDEF2021」のメインテーマは「新しい自由な世界を求めて:混迷の時代に向けた戦略と連携」です。このテーマには、現代社会が抱えるなどさまざまな問題に対処するための戦略と協力の重要性が込められています。特に、サイバーセキュリティは国際関係にも深く関わってくる分野であり、国と国の協力が要求されます。
サイバーセキュリティの現状
サイバー攻撃は、銀行や水道、さらには石油パイプラインといった社会インフラを直接狙うだけでなく、フェイクニュースによる世論誘導や選挙への干渉など、民主主義そのものを脅かす事態も発生しています。このような状況を背景に、サイバーディフェンスの重要性が再認識されているのです。
過去の成功と未来への期待
「CYDEF」は2018年に開始され、これまで世界各国から多くの専門家を招き、延べ140名以上がプレゼンテーションを行ってきました。また、これまでに3000名以上の関係者が聴講しており、専門知識の共有がなされています。サイバーディフェンスについての認識を深め、自由世界の安全に貢献することを目指すこの会議は、つねに進化を続けています。
登壇者と知見の共有
「CYDEF2021」には、NATOのサイバーコマンド司令官やQUADのサイバー大使を含む、約60名のエキスパートが参加します。世界約20カ国からの専門家たちが集まることで、国際的な視点からサイバーセキュリティに関する知見を共有しあうことが期待されています。これにより、参加者は異なる視点や戦略から刺激を受け、自国の政策形成にも影響を与えることでしょう。
開催概要と参加方法
イベントは、2021年11月24日から26日の間、オンラインで行われます。参加費は一般で1万円、学術関係者は6千円、官公庁の職員が4千円、学生は1千円と多様な層が参加しやすい設定となっています。事前に登録した参加者は登録後もアーカイブを通じて内容を視聴でき、広く情報を得る機会を提供します。
このような形で「CYDEF2021」は、サイバーセキュリティの重要性を再確認し、国際協力の場としての役割を果たしています。特に、今後の安全保障に関連する政策や戦略を見直す絶好の機会と言えるでしょう。サイバーセキュリティに興味を持つすべての方々にとって、見逃せないイベントとなるはずです。
会社情報
- 会社名
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株式会社クライシスインテリジェンス
- 住所
- 東京都豊島区西池袋5-17-11ルート西池袋ビル801
- 電話番号
-
03-5926-4783