リワーク・トライアル
2017-05-15 10:00:17
大阪で開始!メンタルヘルス支援サービス『リワーク・トライアル』の全貌とその意義
大阪で開始された『リワーク・トライアル』の革新
近年、企業のメンタルヘルス対策がますます重要視されています。特に、特定の職場環境で働く従業員において、再休職の問題は深刻化しており、企業の人事部門や産業医が頭を悩ませています。このような状況の中、株式会社メンタルヘルス・リサーチ&コンサルティングが提供する『リワーク・トライアル』という数少ない解決策が、今まさに大阪でもスタートしました。
メンタルヘルス問題の現状
2015年12月に施行されたストレスチェック制度を背景に、メンタルヘルス対策に注力する企業は増えています。しかし、業界全体としてはその効果が十分に発揮されていないことも事実です。特に高ストレス者へのサポート体制や復職に関する判断が未成熟であるため、多くの企業が逆に混乱を招いている状況です。
再休職問題は、企業側と従業員側の情報の乖離が起因する場合が多く、特に主治医の診断書に基づく復職判断の精度が問われます。つまり、単に病気が治っただけでは、職場復帰ができるわけではありません。従業員が実際に「働ける力」があるのかどうかを確認することは、企業にとっての大きな課題となっています。
『リワーク・トライアル』の概要
この新サービス『リワーク・トライアル』では、出発点として「試し勤務」を提案します。これは、従業員が職場に復帰する前に、実際の業務を担うことで業務遂行能力を見極めるというものです。具体的には、復職プログラムによって得た結果や意見は、産業医が復職面談を行う際の貴重なデータとなります。これにより、医学的根拠に基づいた安全な復職支援が可能になります。
また、主治医の診断書には多くの不安要素が潜んでいることが多いため、企業としては「復職可」との判断に対して慎重にならざるを得ません。しかし『リワーク・トライアル』を利用することで、こうした不安を軽減し、より的確な復職判断が実現できるのです。
企業にとってのメリット
このプログラムを導入することで、企業は再休職のリスクを大幅に減少させることができます。過去のデータによると、リワーク・トライアルに参加した391人の復職者において、1年後の就労継続率は72.6%、2年後でも56.6%という高い数字が示されています。これは、休職から復職を果たした従業員の大半が、安定して職に戻れる可能性が高いことを意味しています。従来の慣行に比べ、非常に効率的な方法と言えるでしょう。
専門性の高さ
さらにこのシステムは、専門性の高いサービスを提供する株式会社メンタルヘルス・リサーチ&コンサルティングによって実施されています。これまで東京を拠点に展開されていたため、関西地域では初の試みとなります。企業の産業医や人事担当者は、これによって具体的なデータに基づいた復職支援が受けられるようになります。
まとめ
企業のメンタルヘルス問題は今後も重要視されるテーマです。特に、大阪において新たに始まった『リワーク・トライアル』は、企業にとっての実質的なリスク軽減策となると期待されています。社員が安心して働ける環境を進めるためには、こうした新しいサービスの導入が必須です。もし自社のメンタルヘルス問題に悩んでいる企業があれば、ぜひ『リワーク・トライアル』を検討してみてください。効果的な解決策がここにあります。
会社情報
- 会社名
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株式会社フォルテ
- 住所
- 大阪府大阪市北区中之島2-3-18中之島フェスティバルタワー 15階
- 電話番号
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06-6226-7102