東京科学大学認定ベンチャーaiwellの栄養指導に新たな一歩を開いた廣松千愛氏

aiwell株式会社が栄養指導戦略の新体制を発表

東京科学大学の認定を受けたプロテオミクス技術ベンチャー、aiwell株式会社。東京都千代田区に本社を構え、進化したタンパク質解析技術を駆使して、健康管理や病気の早期発見に寄与しています。この度、同社は新たに廣松千愛氏を栄養指導戦略ディレクターに迎えたことを発表しました。実用化に向けた新たな布石を打つ今回の就任は、今後のサービス展開に大きな影響を与えることでしょう。

栄養指導戦略ディレクター就任の背景

aiwellでは、従来の郵送採血検査キットでは難しい高精度の血球検査と、それに基づいた食事内容の分析を行います。これにより、専門の管理栄養士が個々人に合わせた健康管理や栄養指導を進める新サービス「aiwell care Nutrition+」を予定しています。

廣松氏は、同サービスの監修を担当し、2名の管理栄養士と協力。すでに高校部活動生やサッカーのユース選手、さらには女子プロサッカーリーグの選手たちに栄養指導を行い、顕著な成果を挙げています。このような活動を通じて、トップアスリートのパフォーマンス向上を目指すとともに、一般の方々に向けても効果的な栄養指導サービスを展開していきます。

廣松千愛栄養指導戦略ディレクターの略歴

廣松千愛氏は公認スポーツ栄養士として活動しており、2025年10月には正式に登録される予定です。また、国際オリンピック委員会（IOC）のスポーツ栄養ディプロマを持つなど、豊富な資格と経験に裏打ちされた専門家です。プロ野球選手寮やプロバスケットボールチームでの勤務経験を経て、Jリーグのユースチームの管理栄養士として活躍。現在はトップアスリートへの個別指導や大学院での研究にも従事しています。

aiwell株式会社について

aiwellは独自のプロテオミクス技術「AIプロテオミクス」を提供しており、人間だけでなく動物や植物のタンパク質を解析する技術を持っています。国立東京工業大学の林教授によって開発されたこのAIプロテオミクスは、特定タンパク質のバイオマーカーを迅速に探索する能力を持ち、病気の早期発見や健康管理に活用されています。

aiwellは、現在、新川崎や神戸にプロテオミクスイノベーションセンターを開設しており、様々な分野でニーズに応える技術提供に尽力しています。また、数々の特許を取得し、国内外での技術革新を牽引しています。