タイミーが北海道苫小牧市と経済活性化に関する協定を締結
スキマバイトサービスを提供する株式会社タイミー(東京都港区、代表取締役:小川 嶺)は、北海道苫小牧市(市長:金澤 俊)と経済活性化に向けた協定を結びました。この取り組みは、苫小牧市の人手不足の解消と地域の経済を活性化させることを目的としています。
苫小牧市の特徴と現状
苫小牧市は北海道の南西部に位置し、国際拠点港湾である苫小牧港や新千歳空港と隣接しています。工業と港湾が発展し、製紙業、自動車関連業、エネルギー関連産業など、多くの企業が集積しています。加えて、豊かな自然環境を有し、ホッキ貝の水揚げ量が日本一、ラムサール条約登録湿地のウトナイ湖や樽前山の優れた景観なども魅力となっています。
しかし、苫小牧市では総人口が2013年をピークに減少に転じ、2040年には約2.4万人、2060年には5.4万人まで減少すると予測されています。生産年齢人口の減少に伴い、雇用のミスマッチや早期離職の問題が顕在化し、市内の中小企業や小規模事業者で深刻な人材不足が課題となっています。
タイミーの取り組み
今回の協定により、タイミーは地域の様々な業種での人材確保を支援します。特に介護分野など人手不足が深刻な業種に対して、事業者向け説明会の実施や業務の切り分けに関するサポートを展開します。タイミーの「スポットワーク」という仕組みを活用し、働き手の潜在能力を引き出し、多様な労働機会を提供することで、地域経済の活性化を目指しています。
地方自治体との連携の重要性
タイミーはこれまでに16道府県・29の自治体と連携協定を締結しており、苫小牧市との協定は30番目となります。このような連携により、地方自治体のニーズに応じた適切なサポートを行い、地域に根ざした働き方改革を進めていきます。
結論
株式会社タイミーは「『はたらく』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」というミッションを掲げており、地域課題の解決に繋がる取り組みを今後も進めていきます。この協定を通じて、苫小牧市が抱える人手不足問題の解決に寄与し、より豊かなまちづくりに貢献していくことが期待されています。