コロナ禍を乗り越えた新たな挑戦！「しいたけクリエイティブ」の発足

2021年1月、株式会社しいたけクリエイティブが設立された。この会社は、コロナ禍の影響を受けながらも、インバウンドや海外展開に特化したクリエイティブな制作会社としての役割を果たしている。

会社設立の背景

創業メンバーは2015年に出会い、以来、国内最大級の英字メディアを運営し、訪日外国人を対象とした広告企画やエディティングに従事してきた。数年後、メンバーはそれぞれ別の道を歩むが、そこで見えてきたのはクライアントの共通の課題だった。つまり、外国人には何が喜ばれるのかが分からず、ビジネスは続けなければならないというジレンマだ。この状況で無闇に商品開発やマーケティングを進めても、海外の顧客には響かず、思ったような成果が得られないこともしばしば。そこで彼らは、事業の枠を越え、トータルな解決策を提供できる専門的な会社の設立を決意した。

彼らは、外国人向けにプロモーションを行っても真の魅力が伝えられないという現状を目の当たりにし、それを根本から改善する必要性を感じた。そして、クライアントの不安を解消しながら、商品開発からプロモーションまで一貫してサポートできる体制を整えた。これが「しいたけクリエイティブ」の設立の背景である。

事業内容

「しいたけクリエイティブ」の事業は大きく3つの柱から成り立っている。まずはTHINK部門で、ブランディングや商品企画/開発、ロゴ制作を手掛ける。次に、CREATE部門では、コンテンツの制作を行い、記事や動画、翻訳からパッケージデザインまで幅広く対応する。最後に、SPREAD部門がPRやマーケティング、イベントの企画運営、広告代理業を担い、クライアントのメッセージを世界に広めていく。

メンバー紹介

代表取締役の本郷誠哉氏は埼玉県出身で、約10年間でインドネシアやアメリカ、南米の様々な国に滞在してきた。留学先での経験を生かし、国内外の広告業界でキャリアを積んできた。特に、海外向けのプロジェクトにおいては、文化の違いを理解し、双方向のコミュニケーションを重視して活動している。また、彼は通訳や翻訳の経験も豊富であり、TOEIC満点保持者でもある。

取締役の本郷アリー氏はブルガリア出身で、15歳で来日。日本語を習得し、テンプル大学及び東京大学大学院を卒業。これまでに毎日新聞英語版やJAPAN TODAYなどで記者としての経験を積み、編集長としても活躍。日本人に負けないほどの高い日本語能力を持ち、リサーチやインタビューを通じたコンテンツ制作が得意だ。

会社概要と今後の展望

株式会社しいたけクリエイティブは、東京都大田区に本社を構え、インバウンドや海外展開を手がける企業として、独自のサービスを展開している。クライアントのニーズに応え、より良いプロモーション施策を提供することで、外国人向けビジネスの発展に寄与したいと考えている。今後も彼らは、国際的な視点から新たなビジネスチャンスを創出し続けるだろう。

これからの「しいたけクリエイティブ」の動向にはぜひご注目いただきたい。