エムアウト、子会社ギノの株式をJ-STARに譲渡し新たな成長を目指す

エムアウト、ギノをJ-STARに譲渡



株式会社エムアウトは、子会社であるギノ株式会社の株式をJ-STAR株式会社に譲渡することを発表しました。譲渡は2020年3月2日の予定です。この移転は、ギノの事業成長を加速し、さらなる成功を促進することを目指しています。

ギノのおさらい



ギノは、ITエンジニア向けの総合求職・学習プラットフォーム「paiza」を運営しており、設立は2012年。顧客の視点から新たなビジネスモデルを展開し、現在は約30万人のエンジニアがこのプラットフォームを活用しています。ギノのビジョンは、「IT人材のすべてのスキルを可視化し、成長のプラットフォームとなる」ことです。これにより、企業と求職者のマッチングを効率よく図ることができるサービスを提供しています。

株式譲渡の背景



エムアウトは、近年急成長を遂げているギノに新たな投資先を見出し、次のステップへと進める企業との提携を進めてきました。J-STARは、中堅・中小企業をサポートする豊富な実績を持ち、ギノをIPOへと導く可能性が高いと評価され、株式譲渡に至りました。エムアウトは今後もギノの少数株主としてその成長を支援していく方針です。

成長を加速するためのEXIT戦略



エムアウトは過去にもさまざまなEXITを実施しており、これまでの成果としては、東京急行電鉄への学童保育事業の譲渡や、NDソフトウェアへの転職サービスの譲渡などが挙げられます。現在はスタートアップ業界全体を活性化させることを目指し、新たな事業創出を進めています。

エムアウトの先進的なビジネスモデル



エムアウトは「マーケットアウト」というコンセプトに基づいて、新しい価値を持つ事業を立ち上げてきました。このスタートアップファクトリーのアプローチは、顧客からのフィードバックを重視し、実践的な課題解決を通じた企業の成長を支援しています。既存のビジネスモデルにない革新性が、慢性的な人手不足に直面しているIT業界において特に注目されています。

J-STARの役割



J-STARはプライベートエクイティ投資を専門としており、将来の成長のための資金を提供しています。ギノがこの新たな資金源を得ることで、さらなる戦略の強化が期待されます。支援内容には、投資機会の調査や育成、事業戦略の見直しなどがあり、ITエンジニアの数が増加する中で重要な役割を果たすでしょう。

まとめ



今回の株式譲渡は、IT業界における新しい成長の波を生み出す可能性を秘めています。エムアウトが立ち上げたギノがJ-STARのもとで新たなステージに向かう中、その成功を応援しながら、次のトレンドを生み出せるか注目されます。今後の展開に期待が寄せられる中、エムアウトは引き続きジオの成長を見守りつつ、スタートアップ界が抱える課題に挑み続けます。

会社情報

会社名
株式会社エムアウト
住所
東京都港区南青山2-11-16METLIFE青山ビル
電話番号
03-5412-8610

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。