時間が足りない日本人にこそ読むべき一冊
近年、日本人の労働時間は世界的に見ても長く、働き方改革が進められていますが、時間が足りないという感覚は解消されていません。この「時間貧困」の問題を解決するために、ドイツに住む松居温子氏が新たに著したビジネス書『9割捨てて成果と自由を手に入れるドイツ人の時間の使い方』は、多忙な毎日を送る人々にとっての一筋の光明となってくれるでしょう。
この本の目指すところは、効率的な時間管理ではなく、真の自由と成果を手にすること。創業者であり著者の松居氏は、ドイツに17年住む中で感じた、日本人とドイツ人の大きな違いをもとに、本書を執筆しました。
ドイツ流の時間術とその要点
松居氏の提案は、「9割を捨てる」で成り立っています。複雑で無駄な事柄を整理し、本質にフォーカスを当てることで、時間を効率的に使うという発想です。ドイツでは、年間の休日が日本の平均より30日も多いにも関わらず、労働生産性は約1.5倍。
この背景には、時間をどのように使うかの考え方に根付いている「9割を捨て、1割の本質に集中する」アプローチがあります。本書は具体的に、以下の視点を提案しています。
働く上で絶対に避けるべき曖昧な仕事や惰性的な会議、義務感に基づいた人間関係を排除することで、真に重要な業務に注力することが可能になります。
やらなくても良いことを思い切って捨てるのがポイントです。この心構えがあれば、効率的な仕事が実現できます。
自らの時間をマネジメントし、自分が本当にやりたいことにフォーカスを送り、その成果を最大化する方法を学べます。
捨てた時間を自分が本当にやりたいことに使うことで、充実感を得られる時間に変革します。
時間の使い方を変えることで人生を取り戻す
本書は、ただの自己啓発書に留まらず、読者に実践的な時間管理術を提供しています。プロジェクトや業務をスムーズに進めるため、不要なものを除去し、シンプルな環境を作ることが求められます。その結果、ストレスを軽減し、自由に自分の時間を使うことができるようになります。
「やらなきゃいけない」と感じる日々から、「やりたいこと」を追求する毎日へと、松居氏が導いてくれるのです。
松居温子氏について
著者である松居温子氏は、慶應義塾大学卒業後、日本銀行に勤務し、その後教育関連企業での勤務を経て、2013年にダヴィンチインターナショナルを共同設立しました。彼女の経験と知識を基に、日本人が幸福に仕事をするための時間管理術を提案し続けています。
書籍情報
- - 書籍タイトル: 『9割捨てて成果と自由を手に入れるドイツ人の時間の使い方』
- - 著者: 松居温子
- - 発売日: 2025年6月18日
- - 価格: 1760円(税込)
- - 発行: SBクリエイティブ
- - 判型/ページ数: 264ページ
- - ISBN: 4815633428
全国の書店で手に入る
この本は全国の主要書店で販売される予定です。興味がある方は、ぜひ手に取って新しい時間の使い方を学んでみてください。
松居氏の提案を取り入れることで、あなたも「成果」と「自由」を手に入れる第一歩を踏み出せるのではないでしょうか。
公式サイトはこちら:
ダヴィンチインターナショナル