文化放送が主催する音楽イベント『ビューティフル・メロディーズ プレミアムコンサート』が、6月29日(土)・30日(日)の2日間、東京・品川区のきゅりあん大ホールで開催されました。
6月29日(土)の公演は「ミュージカル&映画音楽」をテーマに、岩崎宏美、島田歌穂、中川晃教、秋川雅史の豪華歌手陣が出演。岩崎宏美による「夢やぶれて」(ミュージカル『レ・ミゼラブル』より)、島田歌穂による「2ペンスを鳩に」(ミュージカル『メリーポピンズ』より)、中川晃教による「僕こそミュージック」(ミュージカル『モーツァルト!』より)、秋川雅史による「ロミオとジュリエット」(映画『ロミオとジュリエット』より)など、珠玉の歌声が会場に響き渡りました。
特に注目を集めたのは、先週新型コロナウイルス感染が判明した岩崎宏美の出演。コンサート出演が危ぶまれた状況から奇跡の出演が実現しました。岩崎は過去にミュージカル『レ・ミゼラブル』で島田歌穂と共演したことを振り返りながら、「プロになって初めて受けたオーディションが『レ・ミゼラブル』でした。本当にハードで、出演するたびに(喉に)ポリープができて。(島田が)隣にいると帝劇にいるような気持ちになりますね」と笑顔を見せました。
島田歌穂は、天皇皇后両陛下の英国訪問にちなみ、過去に英国王室主催の会にてエリザベス女王の御前で歌唱を披露したエピソードを語りました。「夢のような瞬間でした。人生で一番緊張した瞬間かもしれません(笑)。本当に光栄なチャンスをいただき、生涯忘れらない経験になりました」と、当時を振り返りました。
最後は全員でミュージカル『レ・ミゼラブル』の楽曲「One Day More」を歌唱。会場はスタンディングオベーションで大団円を迎えました。
6月30日(日)の公演は「青春のポップス」をテーマに、由紀さおり、松崎しげる、未唯mie、クリス・ハートが出演。60年代~80年代の洋楽ヒット曲に加えて、出演歌手自身のヒット曲も披露される予定です。
この2日間の公演模様は、文化放送にて8月9日(金)午後7時より1時間の特別番組として放送されます。
『ビューティフル・メロディーズ プレミアムコンサート』は、往年の名曲から最新のヒット曲まで、幅広い世代が楽しめる音楽イベントとして、今後も開催が期待されます。