ヒュンメルとブリッツェン
2025-03-07 12:31:15

ヒュンメルが宇都宮ブリッツェンと契約更新、地域貢献の理念を推進

ヒュンメルが宇都宮ブリッツェンと契約更新、地域貢献の理念を推進



デンマークのスポーツブランド「hummel(ヒュンメル)」は、栃木県宇都宮市に本拠地を置くプロ自転車ロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」と2022シーズンから続くオフィシャルサプライヤー契約を更新しました。これにより、2025シーズンまで宇都宮ブリッツェンをサポートすることが決定しました。

宇都宮ブリッツェンの新シーズンは、2025年2月16日からのロードレースで幕を開ける予定です。昨シーズンの活躍として、沢田時選手がアジアチャンピオンに輝いたMTB競技は、4月12日より兵庫県たつの市でスタートします。

沢田時選手の活躍



宇都宮ブリッツェンを運営するサイクルスポーツマネージメント株式会社の副社長、廣瀬佳正氏は、昨シーズンの成果として沢田時選手の活躍を挙げます。「彼はロードレース、シクロクロス、マウンテンバイクといった3つの競技で活躍し、特にMTBクロスカントリーではアジア王者になりました。これまで日本では3競技をこなす選手は少なく、多くの期待に応える結果を残したことは大きな成果の一つです」と誇らしげに語ります。

沢田選手自身もアジアチャンピオンの喜びを語り、「異なる環境や技術で挑む3競技に挑戦することは、常に新たな経験を得る機会を与えてくれます。これが自分を成長させる重要な要素だと思っています」と話しました。

7万人を超えた自転車安全教室



廣瀬さんは、プロチームの運営に尽力する一方で、『宇都宮ブリッツェン自転車安全教室』にも情熱を注いでいます。この講座は16年間の活動を経て、2024年には累計受講者数が7万人を超える見込みです。「自転車は、ルールやマナーを学ばずに乗る最初の乗り物。だからこそ、子どもたちに安全な乗り方を教えることが非常に重要だと思いました」と彼はこの教室の意義を説明します。

2024年11月に道路交通法が改正され、ながらスマホや飲酒運転についての罰則が強化されることを受け、「今の時代、法律を知らずにいることは通用しません。基本的なルールを意識する強い意志を持つ必要があり、一人ひとりが守れば、それが安全な環境を作ります」と語りました。宇都宮ブリッツェンは、「世界一地域貢献をするプロスポーツチーム」として新たな価値を提供することを目指しています。

2025シーズンの開幕



宇都宮ブリッツェンの2025シーズンは、2月15日に開幕を迎えます。初戦となる「第1回東京クリテリウム」は明治神宮外苑で行われ、チームでは谷順成選手、岡篤志選手、花田聖誠選手らが出場します。特に岡選手が4位でゴールしたことはチームの士気を高める要因となりました。

次のレースは3月16日からの「ツール・ド・台湾」で、外国人選手も加わり、レースのレベルをさらに引き上げていくことを目指しています。一方、昨シーズンの活躍を受けて、MTB部門の「Coupe du Japon」は4月12日から兵庫県たつの市で開催され、こちらも多くの期待が寄せられています。

宇都宮ブリッツェンの歴史



宇都宮ブリッツェンは、国際自転車競技連盟のUCI Continental Teamsに位置づけられ、宇都宮市を本拠としています。その名称は、宇都宮市の夏に発生する雷にちなんでおり、ドイツ語で「稲妻」を意味します。彼らは2021年にジャパンサイクルリーグでチーム総合優勝を果たし、名実ともに強豪チームとしての地位を築いています。

ヒュンメルのブランド背景



一方、ヒュンメルは1923年に誕生したデンマークのスポーツブランドで、スタッド付きスパイクを開発したことで知られています。ブランド名の由来は「ハチ」であり、その軽さや努力によって新たな可能性を見出すことを象徴しています。現在、ヒュンメルは「スポーツを通して世界を変える」というビジョンを掲げ、様々な新しいチャレンジを続けています。

宇都宮ブリッツェンの公式ウェブサイトはこちら

ヒュンメルの公式ウェブサイトはこちら


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会社情報

会社名
株式会社エスエスケイ
住所
大阪府大阪市中央区上本町西1丁目2番19号自社ビル
電話番号
06-6768-1111

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