株式会社セブン‐イレブン・ジャパンが新たに実施する取り組みとして、環境配慮型素材を使用したオリジナル商品の容器開発が注目されています。同社は、石化由来のプラスチック削減に向け、リサイクル素材の活用を一層推進し、実証テストを開始しました。このテストでは、2030年までにオリジナル商品の容器の50%、2050年までには100%を環境配慮型素材へと切り替える計画が掲げられています。
セブン‐イレブンは、昨今のエネルギー価格や素材費の高騰を背景に、より持続可能な社会の実現を目指し、様々な施策を講じています。その一環として、既にカップデリやサラダ、調理麺などで使用されている透明容器(A-PET容器)には、容器メーカーと連携してリサイクルPET樹脂の使用比率を引き上げる取り組みが進められてきました。この結果、2023年には全てのA-PET容器でリサイクルPET樹脂の比率を80%に達成し、石化由来の原料の使用を大幅に削減しました。
最近では、リサイクルPET樹脂を100%使用したA-PET容器の実証テストを開始し、2026年6月を目標にその普及を目指しています。この試みにより、リサイクル素材の活用がさらに強化され、テスト結果を基にすることによって、今後の供給拡大に向けた具体案が模索されます。特に、リサイクルペットを用いた容器の成功は、顧客との信頼関係を強めるだけでなく、環境問題への積極的な関与を示すものです。
セブン‐イレブンの環境宣言『GREEN CHALLENGE 2050』は、持続可能性を追求する企業方針を示しています。特にプラスチック対策には力を入れており、2030年には環境配慮型素材への対応を50%、さらに2050年までには100%へ引き上げることを目指しています。現在のところ、2025年度末までに、約40%のオリジナル商品において環境配慮型素材が使用される見込みです。
また、具体的な取り組みとして、パスタやチルド弁当の容器を紙素材に変更し、その結果、2013年と比較して約1,014トンのプラスチック削減を達成しました。チルド弁当の中皿やフタにはマスバランス方式を導入し、これにより年間約70トンのプラスチック削減にも成功しています。さらに、チルド和菓子の容器を薄肉化することにより、一つの容器あたり4%のプラ削減を実施予定です。
加えて、店頭にはペットボトル回収機を設置し、ボトルtoボトルのリサイクル活動も展開しています。このように、多岐にわたる取り組みを通じて、セブン‐イレブンは環境負荷の低減に真剣に取り組んでおり、地域社会との共生を図りつつ、持続可能な未来に向けた道筋を築いています。これからもこの姿勢を維持し、さらなるプラスチック削減に向けた活動を続けていくことでしょう。