AI画像時代の新たな基盤「EJIS LENS」
株式会社レクリエが新たに開発した「EJIS LENS」は、近年深刻化するAIによる画像に関するリスクに立ち向かうための画期的なプラットフォームです。このサービスは、画像の生成や改変、無断転載など、実際の運用現場が抱える疑問やリスクを一挙に解消することを目指しています。
背景:見た目だけでは判断できない現実
生成AIの進化により、今や誰でも簡単に高精度な画像を生成・改変できる時代に突入しました。しかし、この便利さの背後には、実写として流通するAI生成画像や、出所不明な画像の混入、さらには無断転載が混ざった資料が多数存在します。特に自治体や報道、広告など、情報発信を行う重要な役割を担う組織にとって、画像の信頼性が組織の信頼性そのものに直結するというリスクに直面しています。
こうした現実に対応するため、レクリエは「画像確認を属人的なものから組織的なインフラへ変える」という課題に挑むために、EJIS LENSを設計しました。特に、どれだけAI技術が進化しても、必ず存在する「見た目だけでは真偽を判断できないコンテンツ」に対応すべく、信頼性の維持が求められています。
EJISという名称に込めた信頼性の確立
EJISとは、Evidence(証拠)、Judgment(判断)、Intelligence(状況把握)、System(基盤)の4つの要素を表しています。このコンセプトは、ギリシャ神話に登場する「神々の盾」に由来の名称であり、防御のためではなく、「なぜその素材を使用したか」「どのように確認したのか」という説明ができる環境を提供することに主眼を置いています。
EJIS LENSは単なる画像検査ツールにとどまらず、確認した事実をログとして残し、組織全体で共有する仕組みが構築されています。これにより、すべての関係者が明確な根拠をもって判断できるようになります。
EJIS LENSの優れた機能
EJIS LENSには以下のような主な機能があります:
1.
AI改変・生成検知:独自に設計した9つの解析モジュールによって、画像の真正性を多角的に分析。AI生成や改変の可能性をスコア化し、分かりやすいレポートを提供。
2.
Web類似画像検索:インターネット上から類似画像の検索を高速で行い、無断転載のリスクを未然に防ぎます。
3.
著作権侵害リスク試算:画像の利用状況に基づき、潜在的な著作権リスクを算出。法務部門でも活用可能です。
4.
チーム運用と証跡管理:解析履歴や承認フローをクラウドで保存し、「いつ・誰が・どのように確認したか」を組織全体で保持できます。これにより監査や情報公開請求にも対応可能です。
さらなる展望:大学との連携
レクリエは、広島大学との学術的な連携を通じて、EJISシリーズの研究を進めています。今後はAI画像解析精度やフェイクコンテンツ検知、知的財産リスク分析など、専門的な知見を活用しながら次世代プラットフォームへと進化させていく計画です。
組織のリスク管理をサポート
EJIS LENSは、AI生成画像の混入リスクに不安を抱える企業や団体、広報やSNS運用時に画像確認を標準化したいというニーズに応える新たな基盤として注目されています。それにより、画像検証のプロセスを組織のインフラとして確立し、万全の体制でリスクに立ち向かうことができるのです。
株式会社レクリエは、技術に基づいた証拠と判断の仕組みを通じて、企業のブランドを守るためのプロダクト開発を進めています。これからのAI時代において、EJIS LENSが果たす役割はますます重要となるでしょう。