株式会社ダイセルが、株式会社JobRainbow主催の「D&I AWARD 2024」において「ベストワークプレイス」に認定されたことは、同社のダイバーシティとインクルージョンへの真剣な取り組みを示しています。この賞は、企業が多様性を尊重し、全ての社員が働きやすい環境を提供する努力を評価する日本最大の認定制度です。
「D&I AWARD」は、企業のダイバーシティとインクルージョンの実績を、100項目の基準に基づいて評価します。これらは「ジェンダー」「LGBTQ+」「障害」「多文化共生」「育児・介護」の5つの要素にフォーカスされ、企業がどのように多様性を取り入れ、社会的包摂を実現しているかを可視化します。
ダイセルは、サステナブル経営を基盤とし、多様な社員が全員で成長し、存在感と達成感を共有する「人間中心の経営
(Sustainable People/働く人の幸せ)」を目指しています。2024年1月には、ダイセルグループのDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)宣言を制定しました。この宣言は、社内での共通認識を形成し、個々の特性を尊重する文化の醸成に繋がっています。
特に注目すべきは、今年度初めて実施した「ダイバーシティウィーク」です。このイベントでは、ダイセルの社外取締役による講演会や、ブラインドサッカーのワークショップを通して、社員が多様な価値観を理解し、尊重するための意見交換を活発に行いました。この取り組みは、自分自身の成長だけでなく、会社全体の成長にも寄与すると考えられています。
また、ダイセルグループは、さまざまな立場の人々と協力しながら「DE&I」を実践し、企業活動の中で持続可能な社会の実現を目指しています。具体的には、PRODUCT(製品)、PROCESS(プロセス)、PEOPLE(人)という三つの視点から持続可能性を追求し、メリットを享受できる社会の構築を目指しています。
詳細な取り組みについては、ダイセルの公式ウェブサイトにて「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの推進」や「働きやすい企業文化の醸成」に関する情報をご覧いただけます。
ダイセルの取り組みは、未来に向けた新しいビジネスモデルの構築だけでなく、社員一人ひとりの幸せや成長にも寄与するものです。このような環境でこそ、多様性を活かした新たな価値の創造が生まれるのではないでしょうか。今後のダイセルの展開に、ますます期待が寄せられます。