国産木材と触れ合う
2021-10-14 16:20:38

寝屋川市の新たな試み!国産木材の魅力を届けるトラベリングボックス

寝屋川市の新たな試み!国産木材の魅力を届けるトラベリングボックス



寝屋川市では、地域の子どもたちや障害者が国産の木材と身近に触れ合える機会を増やすため、新しいプロジェクトを開始しました。プロジェクトの中心となるのが「トラベリングボックス」です。このボックスは、国産材を楽しむ空間として、寝屋川市民たすけあいの会が設置し、ビジタールームとして活用されます。

トラベリングボックスとは?



トラベリングボックスは、昔の「縁側」のように人々の交流を促す小さな空間です。約四畳のサイズで、国産材の杉を使っており、心地良い香りを感じることができます。この空間を通じて、都会に住む子どもたちが自然と触れ合い、「森と暮らしをつなぐ」体験をすることが期待されています。

取組の背景



寝屋川市の西部には、緑や公園が少なく、地元の桜摘み以外で木に触れる機会が限られています。木造住宅が多いものの、使用される木材の多くが輸入材であるため、地域の自然に親しむことが難しい状況です。このような中で、子どもたちや障害者が国産木材を直接感じる機会を提供するために、このプロジェクトが立ち上げられました。

トラベリングボックスの特徴



1. 国産木材を使用



今回使用したのは、奈良県宇陀市の杉です。地域の特色を生かした木材を用いることで、地域の自然への理解を深めることを目的としています。

2. 移設可能



トラベリングボックスは、サイズが選べ、好きな場所に移動させることができるため、さまざまなイベントにも対応可能です。

3. 多様な利用方法



自宅やオフィスでの使用はもちろん、出張店舗としても活躍できるデザインが施されています。趣味のスペースやテレワークオフィスとしても活用可能で、地域の人々に親しまれる場を提供しています。

さらに広がる取り組み



アトリエフルカワ一級建築士事務所のデザインによって生まれたトラベリングボックスは、地域の事業者と連携しながら進められています。将来的には、木材の故郷である宇陀の森を訪れるツアーや、木の故郷について学ぶパネル展示なども計画されています。これにより、地域の自然環境や文化の価値を次世代に伝える取り組みを進めていく予定です。

このプロジェクトに関心を持たれる方々は、ぜひ寝屋川市民たすけあいの会の公式サイトを訪れてみてください。地域の福祉向上に貢献するこの活動に、あなたも参加することができるかもしれません。

寝屋川市民たすけあいの会とは?



特定非営利活動法人寝屋川市民たすけあいの会は、1978年から地域の困りごとに取り組む活動を続けている団体です。「草の根の民家改修型地域福祉」の先駆けとして、地域の福祉の向上を目指しています。

会社情報

会社名
特定非営利活動法人寝屋川市民たすけあいの会
住所
大阪府寝屋川市長栄寺町5-1
電話番号
072-826-4655

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