伝統と現代が融合した着物用コートが新登場！限定の特別販売

伝統と現代の美を結ぶ着物用コート

木の実由来の素材を使用したファッションブランドKAPOK KNOTが、着物家の伊藤仁美氏とコラボレーションし、限定版の着物用コート「Kimono Poncho Coat ~Ume~」を発表します。このコートは、2024年9月20日から数量限定で抽選販売される予定です。

KAPOK KNOTのサステナブルな取り組み

KAPOK KNOTは、東南アジア自生の植物「カポック」を素材にしたファッションを展開しています。カポックはコットンの約1/8の軽さを誇る一方、熱を発散する性質を備えており、ダウンのような暖かさを持っています。これにより、軽量でありながら、寒い季節でも快適に着用できるアウターとして注目されています。さらに、カポックは木の実から作られるため、持続可能な方法で生産されており、アニマルフリーであることも大きな特徴です。

コラボレーションの背景

この新しいコートの制作は、伊藤仁美氏が「着物に合わせたコートが欲しい」という要求から始まりました。洋服のダウンコートと和服の着物という異なる文化を融合させる際、どのように美しさを保ちながら機能を持たせるかというチャレンジに始まり、コラボレーションは2023年6月に始まりました。

“現代的な考えを反映させた、伝統的なお着物を楽しむコートを作りたい”という願望を持って、デザイナーと共にトライアルを重ねました。直線裁ち特有の襟や袖の美しさを残しつつも、軽量で高機能なデザインを目指しました。この素材選びとデザインには、これまでのサステナブルファッションにありがちな「シンプルさ」がない、洗練された仕上がりが求められています。