TCJグローバルがネパール日本語教育機関と提携し外国人材採用を支援

TCJグローバルの新たな挑戦

株式会社TCJグローバルは、ネパールの日本語教育機関S.Raj Language Institute Pvt. Ltd.との業務提携を発表しました。この提携によって、特定技能を中心とした外国人材の採用支援を強化し、2032年までの市場シェア拡大を目指します。日本の法人企業に対する外国人材紹介サービスを拡充し、さらに現地での日本語教育の質を高めるための取り組みが進められることとなります。

業務提携の背景

設立から35年以上の歴史を持つTCJグローバルは、80か国以上からの留学生や就労者に対し、高品質な日本語教育を提供してきました。近年、国内の労働人口不足の影響で、特定技能を持つ外国人材への需要が急増しており、同社は長年の経験をもとに法人企業の多様な要望に応えてきました。日本語教師としての養成機関としても高い評価を得ており、国際基準を満たした教育サービスを提供しています。

ネパール人材の魅力

ネパールは、2025年には約3,161万人の人口を抱え、その65%が労働年齢層です。特に若年層の労働力が多く、平均年齢は23〜24歳と非常に若いことが特徴です。国内における就労機会が限られているため、全人口の20%にあたる600万人が海外で働いています。このような背景から、ネパール人材は日本でも非常に人気のある選択肢となっています。

提携内容の詳細

1. 日本語教育体制の強化：日本語学習教材や教師養成プログラムを提供し、現地の教育機関での日本語教育の質を向上させます。
2. 就労希望者への支援：日本への就労・留学希望者に対しても、詳細な支援体制を構築します。
3. 外国人材サービスの運営：特定技能を中心に、即戦力となる外国人材を日本の法人企業に紹介します。

この提携を通じ、TCJグローバルは自社の日本語教育のノウハウを活かし、ネパールにおいても質の高い人材を育成し、日本企業のニーズに応える体制を整えています。