国登録記念物 御船山楽園の紅葉ライトアップ
佐賀県武雄市に位置する御船山楽園では、10万人以上の観光客が訪れる秋の風物詩「紅葉まつり」が、今年も盛大に開催されています。このイベントは2015年11月1日から12月6日までの間行われ、特に注目を集めているのが11月7日から始まる夜間の紅葉ライトアップです。
魅力的な庭園の歴史
御船山楽園は、武雄領主・鍋島茂義公が1845年に完成させた池泉回遊式庭園です。歴史的背景を持つこの庭園は、東京ドーム約10個分に相当する広大な敷地に、ツツジや桜、モミジなど、数十万本の植物が植えられています。春には桜、秋にはモミジが美しく彩り、四季折々の風景を楽しむことができます。
日本最大級の紅葉ライトアップ
今年の紅葉ライトアップは、昨年の約30,000坪から約40,000坪にエリアが拡大され、より多くの訪問者が楽しめるスケールとなります。夜間の散策路は明かりで照らされ、特に樹齢170年を超える大モミジのエリアが訪れる人々に感動を与えることでしょう。この美しいライトアップは、夜17時30分から22時まで開催され、訪問者は幻想的な雰囲気に包まれながら紅葉狩りを楽しむことができます。
アクセスと情報
御船山楽園へのアクセスは、JR佐世保線武雄温泉駅から嬉野温泉行きのバスに乗り、約12分の距離です。バス停からはすぐの距離に位置しているので、スムーズに訪れることができます。入園料は大人600円(中学生以上)、子供300円で、昼と夜の共通券も用意されており、900円と400円で利用可能です。また、駐車場も無料で設置されており、バス15台と乗用車150台分のスペースがあります。
終わりに
御船山楽園は、単なる美しい庭園というだけでなく、歴史的背景を持つ文化財としても魅力的なスポットです。この秋、ぜひ紅葉ライトアップを楽しみながら、雅な雰囲気と共に四季の美しさを感じてみてはいかがでしょうか。詳しくは
公式サイトをご覧ください。