株式会社女将塾が20周年を迎える
温泉旅館の運営・コンサルティングを行う株式会社女将塾が、2024年8月20日をもって設立20周年を迎えました。この節目の年を迎えるにあたり、同社が運営している宿泊施設が20ヶ所に達することを発表しました。
女将塾は2004年に設立され、当初はコンサルティング業務からスタートしましたが、2015年度からは実際の運営にも乗り出しました。これまでの道のりを振り返ると、設立当初はわずか1施設から始まり、今では18施設を運営中です。さらに2つの新しい施設のオープンも決定しており、その数は20に達します。
施設運営の進展
女将塾が運営する最初の直営施設は「有福温泉 旅館ぬしや」で、以降、急速に施設数を増やしてきました。2018年には新たに3ヶ所の施設を加えるなど、成長が加速。最近では、初の新築ホテルとして「お宿 Onn湯田温泉」や「お宿 Onn中津川」を立ち上げており、業界内での存在感を強めています。
2024年以降、さらに東北エリアと中国エリアに新しい施設が増える見込みで、社内の運営体制もさらに強化される予定です。
従業員数と客室数の成長
従業員数も着実に増加しており、設立当初の20名から、2024年度には約550名になる見込みです。こうした成長は、新たに施設運営を開始する際に、旧来の従業員を引き継ぐ方針によるもので、そのため従業員の獲得に関しても健康的なバランスが保たれています。
客室数も同様に増加傾向にあり、「お宿 Onn湯田温泉」と「お宿 Onn中津川」などの新規参入施設では、それぞれ100前後の客室数を誇ります。2024年度の合計客室数は約538室に達する見込みです。
温泉の魅力と代表者のメッセージ
女将塾では、多くの施設が自家源泉を保有し、合計で591立方メートルもの湯を使用しています。これは家庭用浴槽に換算すると、約2,955浴槽分に相当します。
20周年を迎えたこの日、代表取締役の三宅大功氏は「弊社はさまざまな挑戦を乗り越え、今ここにあるのはお客様とスタッフ、地域社会など多くの方々の支えによるものです。これからも温泉旅館を活性化し、持続可能な観光業の発展に努めてまいります」と語りました。
女将塾の今後
今後も女将塾は「日本の温泉旅館を元気にする!」という使命のもと、さらなる革新と成長を目指して邁進していきます。これからの取り組みにも期待が高まるばかりです。彼女たちの情熱と努力が、日本の温泉文化をより一層豊かにしていくでしょう。
会社概要
- - 所在地: 東京都豊島区南池袋3-18-36 4F
- - 代表者: 三宅大功
- - 設立: 2004年8月20日
- - URL: https://okamijuku.com/
- - 事業内容: 旅館・ホテル・飲食店の運営受託・経営及び運営コンサルティング