大正製薬と森永乳業がタッグを組み、ビフィズス菌の認知拡大を目指す!
2023年7月16日、大正製薬株式会社と森永乳業株式会社は、ビフィズス菌の研究開発に取り組む企業として、共同プロジェクト「Bkins(ビーキンズ)」を開始することを発表しました。
このプロジェクトは、ビフィズス菌の認知拡大と、その特徴理解促進を目的として、20代の社会人を中心にコミュニケーション活動を実施していくとのこと。
発表会には、タレント・モデルとして活躍されているゆうちゃみさん・ゆいちゃみさん姉妹がスペシャルゲストとして登場。専門家とともに、ビフィズス菌と腸活に関するトークセッションを行いました。
大正製薬は「未病」対策として腸活に力を入れる!
大正製薬株式会社マーケティング本部長 宍戸正臣氏は、創業から現在に至るまでの事業領域を紹介した後、「未病」対策に力を入れていくことを表明しました。
特に「腸」の重要性に注目し、腸内細菌研究を牽引している森永乳業との協業に至ったと説明。
「生活者の皆様に腸内環境を整える大切さを、自分ゴト化していただけるよう、有益な情報を発信していきたい」と意気込みを語りました。
森永乳業は50年以上続くビフィズス菌研究を武器に!
森永乳業株式会社 執行役員 営業本部 副本部長篠原誠氏は、グループにおける10年のビジョンとして、「食のおいしさ・楽しさ」と「健康・栄養」の両立を目指すと発表。
50年以上続くビフィズス菌研究について説明し、自社商品においてもビフィズス菌をベースに、幼少期から老年期まで幅広いラインナップで生涯をサポートしたい考えを表明しました。
しかし、ビフィズス菌は、乳酸菌とひとくくりに考えられがちで、特に若年層の認知理解度が低いという課題も指摘されました。
今回の共同プロジェクトを通じて、20代の社会人を中心とした若年層に向けて情報発信し、ビフィズス菌の認知理解底上げを図りたいとの思いを語りました。
20代の腸活をビフィズス菌でスタンダードに!
両社は、共通の課題である「ビフィズス菌の特徴理解の低さ」を解決するために、「腸活するならビフィズス菌」をキーメッセージにしたプロジェクト名「Bkins(ビーキンズ)」を発表しました。
特に若年層からの腸活が大切であることを伝えるために、「ビフィズス菌を20代の腸活のスタンダードにする」という目標を掲げました。
具体的な施策としては、20代との接点が多いSNS(YouTube、TikTok、Instagram)を中心に展開し、若年層の興味関心が高い、筋トレやボディメイク、美容を主テーマに、ビフィズス菌を摂り入れるメリットを訴求していくとのことです。
ゆうちゃみ・ゆいちゃみも腸活に熱心!
トークセッションでは、ゲストとして招かれたゆうちゃみさん・ゆいちゃみさん姉妹の腸内細菌叢検査結果が発表されました。
二人の検査結果から、ビフィズス菌の割合が少なく、特にゆうちゃみさんは腸内環境の改善が必要な傾向があることがわかりました。
ゲスト講師の内藤先生から解説を受けた後、腸内でビフィズス菌を効率的に増やす方法のアドバイスを受けると、ゆうちゃみさんもゆいちゃみさんも、さまざまな効果を持つビフィズス菌に興味津々の様子でした。
「ビフィズス菌=ヤセ菌を知らない人も多いと思うので伝えていきたい」「ビフィズス菌はギャルにとって最高の相棒」「ビフィズス菌をしっかり摂ってみんなのカリスマになれるように頑張りたい」など、腸活やビフィズス菌に対して意欲的な感想を語っていました。
今後の展開に期待!
大正製薬と森永乳業の共同プロジェクト「Bkins(ビーキンズ)」は、20代の社会人を中心とした若年層への情報発信を通して、ビフィズス菌の認知拡大と、その特徴理解促進を目指しています。
SNSでの情報発信やイベントなどを活用し、20代に腸活を身近なものにしていく取り組みは、今後注目を集めそうです。