伊東深水の素描画展
2015-10-06 17:41:24

美人画の巨匠・伊東深水の素描画展が東京で開催!その魅力に迫る

美人画の巨匠・伊東深水の素描画展が開催!



東京・港区に位置する伊勢半本店の紅ミュージアムでは、開館10周年を記念した特別展『伊東深水が見た像(リアル)-美の軌跡・素描』が10月10日にスタートします。この展覧会では、日本の美人画の巨匠、伊東深水(1898-1972)の素描作品を中心に展示されます。

伊東深水とその作品



伊東深水は、大正から昭和時代にかけて活躍し、多くの人々から愛される美人画の画家です。彼の描く美人画は、女性の美しさだけでなく、その背後に潜む文化や歴史、さらには深い観察力によって描かれた情景が感じられます。彼自身のスケッチから始まる創作活動は、下絵を経て本画へと進む独特のプロセスを持っています。

素描は、観賞用に描かれた作品ではなく、画家が現実をどのように捉えたかを映し出す貴重な情報源です。今回の展覧会では、深水の次男である伊東万燿の遺族が所有していた未公開の作品が多数展示されます。これにより、彼の技術や表現力の奥深さが新たに明らかになります。

展覧会の見どころ



展覧会内では、特に女性の美を象徴する「紅点し」、「白粉化粧」、「結髪」といった装飾に関するしぐさが描かれた作品が注目されます。これらは、深水が女性の美をどのように感じ取り、表現したかを探る鍵となります。

また、素描作品は画家の独特な観察力を示しており、いかに深水が被写体を理解し、愛したかが見て取れます。これにより、観覧者はただの技術的な美しさだけでなく、彼の人生や信念、そして女性に対する深い思いを感じることができるでしょう。

展覧会についての詳細



展覧会の開催期間は、2015年10月10日(土)から11月29日(日)まで。会場は伊勢半本店 紅ミュージアムで、入館料は700円(税込み)となっています。特別に企画された講演会も予定されており、11月8日には伊東深水のご令孫である伊東知則氏が登壇します。彼と祖父、深水との思い出を語る一時をお楽しみに。

展示を通じて、多くの人々が伊東深水の魅力とその美に触れることができる貴重な機会です。ぜひ、この展覧会を訪れて、深水の素描から感じられる美の軌跡を堪能してください。展覧会が開催される伊勢半本店は、表参道駅から徒歩12分というアクセスの良い場所に位置しており、多くの来場者にとって訪れる価値のあるスポットです。

アクセス情報



住所:〒107-0062 東京都港区南青山6-6-20 K's南青山ビル1階
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで、金曜は20:00まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
連絡先:03-5467-3735

美人画を愛する全ての人々、そして芸術を楽しむすべての人々にとって、伊東深水の素描画展は新たな発見と感動の場となることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社伊勢半本店
住所
東京都千代田区四番町6-11
電話番号
03-3262-3111

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