佐渡島の金山が世界遺産登録
2024年10月9日、新潟青陵高等学校において、開志専門職大学の事業創造学部に所属する市川昌史先生が「佐渡島の金山」と世界遺産についての特別講義を行いました。この講義は、佐渡島の金山が新たに世界遺産に登録されたことを祝い、その背景や影響について理解を深めることを目的としています。
講義のテーマと内容
講義のテーマは「世界遺産になるとどうなるの?〜佐渡島の金山と他県事例を理解しながら考えよう〜」であり、まず初めに世界遺産の定義や登録基準について基礎知識が解説されました。また、佐渡島の金山が持つ歴史的価値について詳しく探求され、江戸時代から1989年まで金や銀の採掘が行われていたこと、その手工業の特色が世界的にも希少であることが紹介されました。
観光産業への影響
講義の後半では、既存の世界遺産登録に基づく国内の事例を交え、観光産業への影響や、遺産の保護と商業化のバランスの重要性について話し合われました。多くの生徒が佐渡島を訪れた経験を持ちながら、世界遺産としての意義についてほとんど知らないことが明らかになり、生徒たちの興味を引きました。最後には、佐渡島の金山の登録をきっかけに新潟の様々なストーリーを知り、地域への愛情を深めてほしいというメッセージで締めくくられました。
地域社会との連携
この講義を通じて、生徒たちは金山の素晴らしさや観光業と地域社会の共存の重要性を学び、新たな視点を得ることができたのではないでしょうか。また、事業創造学部では、3年生が「企業内実習Ⅲ」として佐渡の観光事業者に協力し、地域活性化に取り組んでいることも特筆すべき点です。
開志専門職大学とは
開志専門職大学は2020年4月に新潟県新潟市に設立されました。600時間以上の長期実習を特徴とし、実践的なカリキュラムを通じた教育を提供しています。様々なサポート体制のもと、ビジネス界で必要とされる人材を育成しています。
実施学部には事業創造、情報学、アニメ・マンガの学部があり、地域社会や未来のビジネスの変革を担う人材の育成を目指しています。
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NSGグループについて
NSGグループは、教育事業や医療・福祉、さらには様々な分野にわたる事業を展開している企業グループです。各地域の魅力を引き出し、地域の幸せを追求する活動に努めています。グループ全体が「世界一豊かで幸せなまち」を目指して取り組んでいる姿勢は、地域活性化を図る上でも非常に意義深いものでしょう。