ボーダレス・ジャパンとJICAが手を組む社会起業家育成プログラムの新たな幕開け
福岡市に本社を置く株式会社ボーダレス・ジャパンは、独立行政法人国際協力機構(JICA)と連携し、「JICA海外協力隊起業支援プロジェクト」の2年目を開始しました。このプロジェクトは、海外協力隊の経験を生かし、社会課題の解決に貢献できる人材を育成することを目的としています。
JICA BLUE Academyについて
「JICA BLUE Academy」は、社会起業家を目指す人々に対して教育と支援を提供する3か月間のプログラムです。このプログラムでは、ソーシャルビジネスの基本を学び、実際のビジネスモデルを作成し、実装するたりと、実践的なカリキュラムが展開されます。ボーダレス・ジャパンが世界中で培った起業ノウハウを元に、起業家や専門家が参加者をサポートします。
特に、アフリカ開発会議(TICAD9)に合わせた特別プログラムも用意されています。アフリカでのビジネスを計画する人々には、現地調査の機会が提供され、ビジネスの土台を固める支援が行われます。
様々なサポートプログラム
- - アフリカ現地調査: プログラム参加者は選考を通じて、アフリカにおけるビジネスモデルの現地調査に参加し、事業計画の策定から結果の反映までのプロセスにおいて個別の伴走支援を受けます。
- - JICA BLUE CARAVAN: 社会で活躍するOV(海外協力隊の経験者)の活動を認知し、自治体やスタートアップ支援機関との接点を創出するイベントも予定されています。
- - JICA BLUE GLOCAL: 地域貢献を目指すOVに対して起業支援を行うプログラムも準備されています。
- - オンラインセミナー: 応募者のために全10回程度のオンラインセミナーが計画されており、経験者とのパネルディスカッションやワークショップが実施されます。参加者は起業に関する具体的なアドバイスを受けることができます。
募集要項と参加方法
「JICA BLUE Academy」への応募は現在受け付けており、締め切りは2025年8月6日です。参加対象はJICA海外協力隊経験者で、社会性と経済性を兼ね備えたビジネスプランの策定に挑戦したい方々です。
説明会は2025年7月17日と7月30日に開催され、その内容はプログラムの目的や実施背景、質疑応答が含まれます。参加費は無料です。応募方法については特設サイトにて詳細が公開されています。
まとめ
ボーダレス・ジャパンの社会起業家育成プログラムは、社会課題に対する具体的な解決策を提供する機会であり、参加者は新たな挑戦に向けたプロフェッショナルとしての成長が期待されます。この事業を通じて、地域や国際社会に貢献する次世代のリーダーが生まれることを願っています。