理研計器、新たな安全管理システム導入
国内最大手のガス検知器メーカー、理研計器株式会社が、トヨクモ株式会社が提供する安否確認サービス「安否確認サービス2」を導入したことで話題を呼んでいます。このシステムの導入は、災害時における迅速な事業継続を目指す企業としての責務を果たす重要なステップとなっています。
導入背景と経緯
理研計器の人事総務部、髙見氏は、従来の緊急連絡手段がメールに依存していたことが大きな問題であったと述べています。特に、夜間や休日、大規模災害時には情報を集めるのに時間がかかり、従業員の安全を確保するのが難しいという課題がありました。これに対処するため、迅速に動ける体制を整えるべく、トヨクモの「安否確認サービス2」を選択しました。
高評価の理由
重村氏によると、同社がシステムを選ぶ際に重視した点は3つです。まず第一に、操作が直感的で、管理者と従業員の双方が「今すべきこと」を容易に判断できることが挙げられます。次に、導入や運用を迅速に行えるよう、提供されるマニュアルが充実していることです。最後に、通知方法の選択肢が豊富であることも、従業員のプライバシー保護に寄与し、安否回答のスピードを向上させる要因となっています。
安全確保への期待
導入によって、理研計器は全従業員の安全を即座に把握する能力が高まり、必要な経営判断を迅速に行えるようになるとの期待が強まります。髙見氏は、安否確認サービスが危機管理能力を支えるインフラとしての役割を果たすことを期待しています。
また、重村氏は、既存の事業継続計画(BCP)を実践するためには、リアルタイムで情報を取得し、現場が迅速に動ける体制が不可欠であると強調しました。今後は、「安否確認サービス2」から得られるデータを活用し、訓練と改善を行うことで、全国の拠点が自律的に動ける組織体制に進化させる方針です。
安否確認サービス2の特長
この安否確認サービス2は、法人向けの安否確認システムとして、4,000社以上が導入している実績を持ちます。主に災害後の早急な事業復旧を目的としており、安否確認機能だけでなく、対策指示や情報共有ができる掲示板やメッセージ機能も充実しています。
企業概要
理研計器株式会社は、1939年設立の老舗企業で、可燃性ガス検知器や毒性ガス検知器などの生産を手掛けています。また、トヨクモ株式会社はクラウドサービスを専門とする企業で、特に誰でも使いやすいシステムの提供を目指しています。
このように、理研計器の「安否確認サービス2」の導入は、企業の災害対策における新たなスタンダードを示すものとなっており、今後の展開が注目されます。これにより、災害への備えが一層強化され、従業員と企業の両方の安全が確保されることが期待されます。