アースアワー2025の実施について
2025年の3月22日(土)午後8時30分から9時30分にかけて、地球温暖化防止と生物多様性保全を目的とした
EARTH HOUR(アースアワー)が実施されます。このイベントは公益財団法人
世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)によって主催され、世界中のさまざまな地域の人々が同じ時刻に1時間明かりを消すことで、環境保護への関心を高めることを目指しています。
EARTH HOURの背景
毎年3月下旬の土曜日に開催され、現地時間の午後8時30分から始まります。消灯が始まるのは南太平洋地域からで、時間の経過と共に世界中に広がっていきます。2007年にWWFオーストラリアによって始まったこのアクションは、今や180以上の国と地域が参加する国際的な環境活動となりました。
そうした中で、2024年には、オーストラリアのオペラハウスやイタリアのコロッセオ、フランスのエッフェル塔など、世界的に有名なランドマークが一斉に消灯しました。日本では、東京スカイツリー®や東京タワー、大観覧車「コスモクロック21」なども参加し、市民と企業が協力して環境保護の意志を示しました。
参加方法とプログラム
WWFジャパンでは、
EARTH HOURをより身近に感じてもらうために、消灯アクションに加え「EARTH HOUR Weeks」(アースアワー・ウィークス)を設けています。この期間中、さまざまなプログラムを通じて、多くの人々が気軽に参加できる機会を提供します。詳細については特設ウェブサイトで随時発表される予定です。
特設ウェブサイトはこちら
地球環境問題の現状
最近では、記録的な猛暑や大洪水、森林火災などの環境問題が顕在化しています。これに対処するために、多くの団体が行動を起こしていますが、
EARTH HOURは、その中でも個々人が環境の重要性を再認識する良い機会とされています。WWFはこのアクションを通じ、多くの人々がかけがえのない自然に意識を向け、持続可能な未来のために力を合わせることを願っています。
WWFについて
世界自然保護基金(WWF)は、1961年に設立され、100カ国以上で活動する環境保全団体です。人と自然が調和して生きられる未来を目指して、脱炭素化や生物多様性の保全に力を入れています。
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