パナソニック コネクト、ホワイト企業認定におけるプラチナランク獲得
パナソニック コネクトが、一般財団法人日本次世代企業普及機構による「ホワイト企業認定」で最高位のプラチナランクを獲得しました。この認定は、同社が「社会に応援され、次世代に残したい企業」として評価されたことを示しています。単なる法令遵守にとどまらず、積極的な企業価値向上や社会貢献の姿勢が高く評価されました。
ホワイト企業認定とは
「ホワイト企業認定」とは、企業がホワイト化を目指すための取り組みを、7つの項目に分けた70の設問を通じて評価する仕組みです。以下の7項目が評価基準となります。
1. ビジネスモデル/生産性:安全性と生産性の向上
2. ダイバーシティ&インクルージョン:多様な人材の活用
3. 柔軟な働き方:ライフステージに応じた支援
4. 健康経営:従業員の健康支援
5. 人材育成/働きがい:成長機会の提供
6. リスクマネジメント:経営リスクの管理
7. 労働法遵守:法令の理解と遵守
パナソニック コネクトはこの認定基準を90%以上達成し、過去2年間にわたって評価を受けた結果、プラチナランクを取得しました。このことは、同社の持続的な取り組みが実を結んだ証と言えるでしょう。
取り組みの具体例
パナソニック コネクトは、ステークホルダーにとって魅力的な企業であることを目指しています。具体的な取り組みとしては、以下が挙げられます。
- - 人材戦略の刷新:ジョブ型人事制度の導入や学びの文化の促進により、従業員の成長を支援しています。また、社内の複業制度や場所にとらわれない働き方を実現するための「Work Anywhere」と「Living Anywhere」制度も進めています。
- - DEIの推進:男女平等、LGBTQ+支援など、多様な価値観を尊重する文化の醸成に取り組んでいます。たとえば、男性育休の推進や、卵子凍結への費用補助が具体的な例です。
- - 業務効率化へのAI活用:AIを駆使した業務の効率化を進めており、AIアシスタントサービス「Connect AI」により、昨年度184,000時間の効率化を達成しました。
- - リスクマネジメントの強化:カスタマーハラスメントに対する基本方針を策定し、経営リスクの最小化に向けた努力も続けています。
今後の展望
今後もパナソニック コネクトは、社員一人ひとりの働きがいや成長を支援し、社会全体に持続可能な発展をもたらすことを目指します。プラチナランクの取得は、そのための大きな一歩であり、引き続き社内外での取り組みを強化していく所存です。
一般財団法人日本次世代企業普及機構の代表理事である岩元翔氏からは、パナソニック コネクトが『ホワイト企業認定プラチナランク』を取得したことに対し、心からの祝福のメッセージが寄せられています。それによれば、プラチナランクを取得する企業は全体の約2%と希少であり、日々の努力と取り組みが結果を生んでいるとも語られています。
まとめ
パナソニック コネクトのホワイト企業認定プラチナランクの取得は、企業としての責任を果たしつつ、全社員の幸福と社会全体の発展に寄与する姿勢を示しています。これからも、同社の動向に注目していきたいです。