新商品「MOCHI」が伝統を現代に生かす
株式会社道楽が2025年7月1日に発売を予定しているフラグメントケース「MOCHI」。この商品は、340年以上の歴史を誇る三重県の伝統工芸品「伊勢擬革紙」を使用しており、現代のライフスタイルにぴったり合ったデザインです。
伊勢擬革紙とは何か?
「伊勢擬革紙」とは、1684年に三重県伊勢市で誕生した伝統工芸品で、特別な加工を施すことで和紙が革のような質感を持つようになっています。そのため、環境への配慮に加えて、美しいデザインを兼ね備えた"究極のビーガンレザー"とされています。過去には、明治・大正時代にタバコ入れやお土産として人気を集め、1900年のパリ万博では金メダルを受賞するほどの実績も持っています。この技術は、その後途絶えてしまいましたが、堀木忠次郎の子孫、堀木茂氏によって復元され、今に至っています。
MOCHIの特徴
「MOCHI」は、必要な機能がすべて詰まったコンパクトなデザインが特徴です。
- - サイズ: 14cm × 7.5cm × 1cmで、カバンにも収まりやすい。
- - 機能: ファスナー式のコインケース、5つのクレジットカード用スロット、紙幣用コンパートメントを1つ備えています。
- - カラー: ブラック、ブルー、ピンク、イエローの4色が展開され、どんなコーディネートにも合わせやすい。
このフラグメントケースは、伊勢神宮への参拝文化と“餅”に由来して名付けられたもので、末永く愛される存在になってほしいという願いが込められています。伝統工芸の魅力と現代的な機能を見事に融合させた商品です。
株式会社道楽について
株式会社道楽は、日本の伝統工芸と和文化を存続・発展させることを目的としたプロジェクトを展開しています。堀木忠次郎が生み出した伝統技術を次世代へとつなげるために、現代の感性を取り入れリブランディングを行い、国内外へと発信しています。今回の「MOCHI」は、その第一歩となる商品で、日本の美意識と職人技を日常のスタンダードとして提案するものです。
最後に
「MOCHI」は、伝統工芸の温もりを感じながらも、現代的な用途にフィットした実用性の高い逸品です。2025年7月の発売を楽しみに待ちましょう。株式会社道楽の今後の展開にも注目が集まります。
詳細は公式Webサイトをご覧ください:
https://douraku.jp/