フジテック、エスカレータ451台を受注
フジテック株式会社のグループ法人であるFujitec India Private Ltd.は、インド南部のチェンナイにおいて進行中の「チェンナイメトロ(3号線・5号線)整備工事」に、合計451台のエスカレータと動く歩道を受注いたしました。これは、日本の公共交通システムを代表する企業が、インドの急激な都市発展にどう貢献しているのかを示すまたとない機会です。
プロジェクトの背景
インド政府は、都市圏における公共交通インフラの整備を強化する方針を打ち出しており、チェンナイメトロはその一環として注目されています。特に、第2フェーズでは、東西南北をつなぐ重要な役割を果たすための取り組みが進められています。フジテックはこのプロジェクトにおいて、計54の駅舎に、地下駅34駅と高架駅20駅向けに451台を提供します。
受注の詳細
今回の受注は、2024年11月に決定した239台のエレベータに続き、生産する690台の昇降機には、エスカレータ447台と動く歩道4台が含まれています。これにより、安全性を重視したインフラ整備の一助となることが見込まれています。
フジテック・インドの社長、シャキール・アーメド氏は、今回の受注について「エレベータに続くエスカレータ・動く歩道の大型受注を獲得できたことは非常に嬉しく、我々の技術と信頼が示された結果だ」とコメントしました。また、彼はこのプロジェクトがインドにおける“安全・安心”な移動空間の実現に向けての重要な一歩になると確信しています。
フジテックのインド市場への取り組み
フジテックは2004年にフジテック・インドを設立し、以降、急成長を続けるインドの市場で着実に実績を重ねてきました。同社は2011年、チェンナイの近郊にエレベータ工場「ビッグライズ」を開設し、現地での生産体制を整えています。エスカレータに関しても公共施設を中心に多くを納入しており、インフラの発展と都市化に貢献しています。
プロジェクトの完成予定
この大型プロジェクトは2029年の完成を目指しています。フジテックは今後もインドの公共交通インフラの発展に寄与し続け、ビジネスを拡大していく意欲を見せています。
まとめ
インドにおけるフジテックの活動は、エレベータやエスカレータを通じて経済発展を支えるだけでなく、国民の生活の質を高めようとする努力の一環でもあります。今後の成長が期待されるインド市場において、フジテックはその技術力を駆使してさらなる展開を図っていくでしょう。