画期的な引越業務基幹システム「HAKO-Tec」の登場
株式会社リベロが、引越業界の業務効率化に向けた革新的なクラウド型業務基幹システム「HAKO-Tec」を2024年7月1日から提供開始することを発表しました。このシステムは引越業者の業務改善に特化して開発されたもので、業務プロセスの一元管理を実現し、作業効率の向上やコスト削減に寄与します。
HAKO-Tecの背景
引越業界には数多くの業務管理システムがありますが、引越専用のものはほとんど存在しません。また、現在でも多くの引越会社が手動での記録やホワイトボードを使用しているのが現状です。こうした課題に応えるべく、株式会社リベロは「HAKO-Tec」を開発しました。このシステムは、受付から配車、請求管理までの一連の業務をクラウド上で管理できることから、業務の効率化が期待されています。
実績の紹介
試験運用を経て導入されたハコテクでは、内勤15名規模の引越し会社で1件あたりの顧客対応時間を約20分短縮することに成功しました。これにより、月間267時間の労働時間削減と40万円の人件費削減が実現したとのことです。特に、人間のミスを減らしつつ顧客満足度を向上させることができた点は注目です。
開発者の声
「HAKO-Tec」を開発した株式会社リベロの佐野川課長は、引越業務に必要な機能を盛り込むことで、現場の業務効率を改善することに強い意義を感じています。彼は、システムへのリアルタイム情報共有や配車の簡易化など、業務をスムーズに行うためのさまざまな機能を強調しました。今後もユーザーの意見を基にさらに進化することを目指しています。
他社の意見
この新システムに参加した引越会社からも高評価が集まっています。福岡県のスタイル引越センターの代表者は、「共通のシステムを利用することでコストの削減が可能になった」とコメント。さらに、東京都のアクティブ感動引越センターでは、「現在、HAKO-Tecを導入して業務効率の改善を実感しており、さらなる進化を期待している」との意見も寄せられています。
IT導入補助金の活用
この「HAKO-Tec」に関連して、中小企業がITツールを導入する際に経費の一部を国から補助してもらえる「IT導入補助金2024」が活用可能です。これにより、引越会社は2年間半額でこのサービスを利用でき、業務の効率化を加速できます。
最後に
引越業界における新たな一歩を踏み出した「HAKO-Tec」は、業界全体の発展と各企業の持続的成長を目指して設計されています。今後も引越会社との協力を深め、使用者のニーズに基づいた改善を続けることで、より良いサービスを提供し続けることが期待されています。
問い合わせは、株式会社リベロの公式サイトまたはメールにて行うことができます。