四国水族館5周年記念企画展の魅力
2025年6月1日、香川県の四国水族館は開業5周年を迎えました。これを記念して、特別企画展『5周年記念!四国水族館GO!』が開催されており、期間は6月1日から7月31日まで続きます。この企画展では、ウニやヒトデ、ナマコなどの棘皮動物に焦点を当て、その特異な体の構造や生態の魅力を紹介しています。棘皮動物が持つ「五放射相称」という独特の体の作りについて、当館の飼育スタッフが高い専門性をもって解説しています。
棘皮動物にスポットを当てた展示内容
企画展では、特に「棘皮動物」との関連性に焦点を当てており、実際に展示される棘皮動物を見つけられるための目印が館内に設置されています。これにより訪れるお客様は、自身の手で「棘皮スポット」を探し出す楽しさを体験できるでしょう。
展示される動物には、ウミユリやクモヒトデなどが含まれています。特に注目したいのは、定番のヒトデやウニの仲間です。彼らの意外な生態や棘皮動物同士の相互作用に触れることで、訪問者は新たな発見と感動を得ることができるでしょう。
限定メニューと懐かしい企画展ポスター展
2階のフードコート「キッチンせとうち」では、棘皮動物をモチーフにした期間限定の特別カレー「黒ナマコのブラックカレー」も販売されています。このカレーは、黒いルーで「ナマコ」を表現し、見た目にもインパクト抜群です。お米を使った海底のイメージと合わせて、食の楽しみも提供しています。
また、5周年を記念して、過去に開催された企画展のメインビジュアルポスターが展示されるコーナーもあります。合計14点のB2サイズのポスターが並び、各企画展ごとのコンセプトや魅力を再確認させてくれます。スタッフが手がけたデザインもあり、ゆかりのあるポスターを見ながら当館の5年間の歴史を振り返る時間は、多くの来場者に感慨深い体験をもたらすでしょう。
四国水族館の概要
四国水族館は、瀬戸大橋のたもと、香川県うたづ町に位置し、2020年の開業以来、多くの人々に親しまれています。「四国水景」をテーマに約400種類の生き物を展示し、四国の文化と生態系を水槽で表現しています。ここでは、地元の方々が地域の自然の豊かさを再確認できるだけでなく、訪れる観光客にとっても四国の美しい環境の魅力を再発見できる場所となっています。
営業情報
- - 所在地: 香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4
- - 通常営業時間: 9:00~18:00(最終入館は17:30)
- - 入館料: 大人(高校生以上)2,600円、小中学生1,400円、幼児(3歳以上)700円、3歳未満無料
- - アクセス: JR宇多津駅から徒歩約12分、坂出I.Cまたは坂出北I.Cから車で約10分
- - TEL: 0877-49-4590
- - 公式ウェブサイト: 四国水族館公式サイト
この機会に四国水族館を訪れ、企画展と特別メニューを楽しみながら、五年間の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。