民泊市場活性化へ！Airbnb代行業者とリノベーション企業が業務提携

民泊市場を活性化する業務提携：Airbnb代行とリノベーション企業がタッグ

空前の外国人観光客ブームと、それに伴う宿泊施設不足問題が深刻化する日本において、民泊市場の活性化は喫緊の課題となっています。この状況を受け、Airbnb代行サービスを提供する株式会社Hostyと、物件のリノベーションサービス「linker（リンカー）」を展開する株式会社TRUSTが業務提携を発表しました。両社の連携により、民泊物件のオーナーは、物件のリノベーションから運営までをワンストップでサポートを受けることが可能になります。

宿泊施設不足問題の現状

2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催時には、年間2000万人以上の外国人観光客が訪れると予想されていました。しかし、ホテル建設の進捗は需要に追いついておらず、特に大阪、東京、京都、福岡など主要都市では、深刻な客室不足が懸念されています。近年のアジア圏からの観光客増加も相まって、この問題はさらに深刻化の一途を辿っています。

HostyとTRUST：それぞれの強みを活かした連携

株式会社Hostyは、日本初のAirbnb運用代行サービスとして、全国200件以上の物件運用実績を誇ります。多言語対応や24時間サポート体制など、充実したサービスを提供することで高い顧客満足度を実現しています。一方、株式会社TRUSTは、店舗やオフィス、住宅のリノベーションにおいて豊富な実績を持つ企業です。特にデザイン性と提案力には定評があり、Airbnb物件の内装デザインから施工までをトータルでサポートします。

今回の業務提携では、Hostyが民泊物件のオーナーからの相談、物件紹介、運用代行を担い、TRUSTが内装関連サービスを担当します。これにより、オーナーは物件の企画段階から運営までをスムーズに進めることができ、これまでリーチできなかった新規顧客獲得にも繋がることが期待されます。

linker（リンカー）：ワンストップサービスでオーナーをサポート

TRUSTが提供する「linker（リンカー）」は、Airbnb物件の内装に関するオーナーからの問い合わせに対応し、リノベーション後の宿泊費値上げ幅や内装費用の回収期間のシミュレーション、家具や小物の選定、インテリアコーディネートまで、幅広いサポートを提供します。さらに、Airbnbへの物件登録方法がわからないオーナーや、これから民泊を始めようと考えている方に向けて、Airbnb代行業者への紹介・マッチングサービスも行っています。