前川製作所がHVAC&R JAPAN 2026に出展
2026年1月27日から30日までの4日間、東京都の東京ビッグサイトで開催された「HVAC&R JAPAN 2026 第44回冷凍・空調・暖房展」に、前川製作所が出展しました。本社を東京都江東区に置く前川製作所は、産業用冷凍機の世界シェアが40%以上を誇る技術者集団です。この展示会では、約1,600名のお客様がブースに訪れ、前川製作所の最新技術に関心を寄せました。
持続可能な冷凍技術の展示
展示会のテーマは、持続可能な社会に向けた冷凍技術の提案でした。前川製作所は、自然冷媒を使用した冷凍機や省エネルギーに関する提案を行いました。特に、業界の脱炭素化に貢献するためのコールドチェーンソリューションにフォーカスし、実機や展示パネルで紹介しました。
また、従来のエンドユーザーに加え、エンジニアリング会社やサブコンなどのパートナー企業との連携を深めることを目的に、製品の開発から製造まで一貫して行うモノ作りの体制や、冷凍機の基礎知識を提供する教育体制についても訴求しました。
新技術の実機展示
CO₂コンデンシングユニット「COPEL(コペル)」
特に目を引いたのは、自然冷媒であるCO₂を利用した冷凍機「COPEL(コペル)」のバージョンアップモデルです。この新モデルは、製品のコンパクト化を実現し、コストを低減。従来のモデルに比べ、設置スペースを小さく抑え、環境に配慮した導入コストも軽減しています。
さらに、既存のラインナップにおいて、対応温度範囲を約-50℃に拡大しました。これにより、マグロやカツオの保管が必要な冷凍倉庫や様々な環境試験設備に対応可能に。これまでの複数機器を必要としていた冷蔵冷凍倉庫も、COPELを使うことで1台で対応できるという利便性をアピールしました。
サーモシャッター「Thermoshutter」
冷凍・冷蔵倉庫などの開口部に設置するエアカーテン「Thermoshutter」は、暖かい空気の流入や冷たい空気の流出を防止します。前川製作所の長年の経験を活かし、高い遮断効率を持つこの製品は、温度差のある場所に最適です。一般商業施設や公共施設、工場の作業エリアなど新たな利用用途についても提案しました。
今後の展望
展示会での貴重なフィードバックをもとに、前川製作所は今後も自然冷媒のリーディングカンパニーとして活動を続けることを約束しました。パートナー企業とのさらなる連携強化により、持続可能なコールドチェーンの構築にも貢献していく方針です。
会社概要
前川製作所は、1924年に創業し、産業用冷凍機やヒートポンプ、食品加工機械の製造・販売、プラント設計・施工などを手がける世界的な企業です。近年、冷却技術に秀でた技術をもとに、国内外に多くの拠点を展開していることから、さらなる成長が期待されています。受賞歴や顧客からの高い信頼を背景に、今後も業界をリードしていくことでしょう。
所在地:〒135-8482 東京都江東区牡丹3丁目14番15号
創業:1924年5月15日
資本金:10億円
代表者:前川 真
URL:
前川製作所