豪日ライフセービング
2024-10-25 18:22:17

水辺の安全向上へ向けた豪日ライフセービング交流の新たな一歩

豪日ライフセービング交流の重要性



2024年の10月、東京で開催される第50回全日本ライフセービング選手権大会において、オーストラリアのサーフライフセービング協会(SLSA)の代表が日本に来日し、水辺での事故防止に関するパートナーシップを再確認しました。これにより、日本とオーストラリアのライフセービングに対する取り組みがさらに強化されることが期待されます。

共同の歴史を振り返る



日本ライフセービング協会(JLA)とSLSAのパートナーシップは、2007年に始まりました。日本におけるライフセービングの普及のために尽力した先人たちの思いを受け継ぎ、両協会は「溺死のない世界」を目指して努力してきました。今回の来日では、SLSAのジョン・ベイカー AM, EMS会長や、伝説のライフセービング指導者であるワレン・レイニー AM、ロン・ランキン AMが出席し、これまでの交流の成果と未来の展望を語りました。

記念すべき調印式



大会の2日目、記念パーティではJLA理事長の入谷拓哉とSLSA会長のベイカー氏による調印式が行われました。両者は今後も互いの関係を深め、水辺での事故防止活動に全力を尽くすことを約束しました。この席にはロン・ランキン AMも加わり、友情と協力の証としてその場を見守りました。

豪日交流基金の影響



1983年には、当時のSLSA会長であるガス・スタントン氏と共に、ロン・ランキン AMおよびワレン・レイニー AMが日本に初めて派遣されました。この訪問が日本におけるライフセービングの基礎を築くことになります。彼らの活動結果、国内においても多くのライフセービングクラブが設立され、SLSAとの友好的な関係が続いてきました。

表敬訪問と今後の展望



大会後には、オーストラリア大使館を表敬訪問し、両国の協力の重要性について話し合いが行われました。豪日交流基金はさまざまな分野での友好を促進しており、ライフセービングを通じて得られた経験が、両国の関係をより深めています。今後も、このような取り組みが継続されることは、水辺での安全を高めるために非常に重要です。

来日した代表者のコメント



ジョン・ベイカー AM, EMS氏は「JLAがライフセービングを通じて水辺の安全文化を育んでいることを評価し、これからもさらに成長していくことを願っています」と述べました。また、ワレン・レイニー AMは「日本におけるライフセービングの発展に関わったことを誇りに思います」と述べ、両国の絆の強さを感じさせました。

ロン・ランキン AMも「1983年の訪問がいかに重要であったかを考えると、今回の訪問はさらなる友好と協力の証であると思います」と感謝の意を表しました。

まとめ



公益財団法人日本ライフセービング協会とサーフライフセービングオーストラリアは、互いの経験を活かしながら今後の活動を展開し、アジア太平洋地域を中心に溺死事故を減少させるための活動を続ける意志を持っています。この協定が新たな交流の架け橋となり、今後のライフセービングの発展に寄与することを期待しています。一般の方々も水辺での事故防止に関心を持ち、安全な環境づくりに参加してほしいと思います。


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会社情報

会社名
公益財団法人日本ライフセービング協会
住所
東京都港区海岸2-1-16鈴与浜松町ビル7階
電話番号
03-6381-7597

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