「普通」を生きる
2025-04-01 00:34:26

発達障害と共に「普通」を生きる Focus onの取り組み

発達障害と共に「普通」を生きる Focus onの取り組み



一般社団法人Focus onは、「普通」を一生懸命生きるあなたと共に歩むことを目指す団体です。代表の森本さん自身が、発達障害の当事者として小中学校で2度の不登校を経験した背景から、この活動が始まりました。森本さんは常に「伝えてもわかってもらえない」「疲れていることがわからない」といった気持ちを抱えてきました。これらの経験が、現在のFocus onの活動の原点です。

隠れた困難に向き合う



日本の教室には、目に見えないさまざまな困難を抱えた人たちが多数存在しています。例えば、発達障害やHSP(高感受性者)と呼ばれる人々は、一見普通の人に見えるものの、自分なりに「普通」を生きるために努力をしているのです。「Focus on」は、こうした人たちの力になろうと、「普通を頑張るあなたと共に生きていきたい」と願っています。

この活動は、もともとは女子高生の思いからスタートしました。「私も普通の学校生活を送りたかった」という願いが多くの人の共感を呼び、現在では多くの仲間が集まるようになりました。Focus onの使命は、こうした人たちが安心して、自信を持って生きられる未来を築くことです。

夢の実現に向けた具体的取り組み



アプリの開発



Focus onは、目に見えない困難を持つ人々が自身の状況を周囲に“共有”できるセルフケアのためのアプリを開発しました。このアプリでは、自身の疲れや感情を簡単に記録し、周囲の人に伝えることができます。「見えない疲れ」を可視化することで、自己理解を深め、ヘルプを出しやすくすることを目指しています。すでに2500人以上のユーザーが利用しており、日々の生活を支える存在として、評価されています。

アプリはiOSとAndroidの双方で利用可能で、基本機能は無料で利用できる一方、共有機能は有料(月600円〜)という仕組みです。このアプローチにより、多くの人が新たなつながりを作る手助けをしています。

講演会活動



また、代表の森本さんが発達障害の当事者であることを活かして、講演会を通じて自らの経験を語る活動も行っています。発達障害や不登校の経験談を基に、当事者の視点からのリアルな感覚や思いを共有することで、聞き手の理解を深める機会を提供しています。また、キャリア教育にも力を入れており、中高生向けの探究活動なども実施しています。参加者からは多くの肯定的なフィードバックが寄せられており、実際に地域社会での理解を促進しています。

前向きな未来を目指して



今年、Focus onが掲げる小さな夢は、ユーザー数を5000人に増やすことです。アプリを通じて、人々の感覚を共有する体験を広げ、より多くの人に支持されることを目指しています。さらに、持続可能な収入源を確保するため、企業スポンサーを募る取り組みなども行っています。

「普通を頑張る」あなたを支える力強い仲間が確実に存在することを知ってほしい。そして、「頑張りすぎている」と感じたら、周囲に頼っても良いと伝えるのがFocus onの使命です。私たちは、ただのビジネスではなく、実験の場としての活動を続けています。社会が変わるスピードはまだまだ遅いかもしれませんが、私たちは「普通」を頑張るあなたと共に試行錯誤しながら生きていきます。私たちの活動やアプリに興味のある方は、ぜひ公式サイトやSNSをチェックしてください。

アプリは以下のURLよりダウンロードが可能です。

また、寄付ページも開設しておりますので、支援を必要とするすべての方へ届くよう、ぜひご協力ください。


私たちと共に「普通」をもっと豊かにする未来を描いていきませんか。


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会社情報

会社名
一般社団法人Focus on
住所
滋賀県草津市野路東1丁目1番1号立命館大学BKCインキュベータ
電話番号

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