建設土木業界に「みんチャレ禁煙」導入!
建設土木業界の禁煙支援に特化したプログラム「みんチャレ禁煙」が、全国土木建築国民健康保険組合を通じて提供開始されました。
エーテンラボ株式会社が開発した「みんチャレ禁煙」は、産業医科大学の大和浩先生監修のもと、参加しやすい環境と高い成功率を実現した禁煙プログラムです。
全国土木建築国民健康保険組合は、大手ゼネコンを含む土木建築に従事する企業が加入する組合です。組合全体の喫煙率は33.8%と、全国平均16.7%を大きく上回っています。
禁煙支援策の必要性が高まっている中で、組合ではこれまで加入企業からの要望を受け、様々なプログラムを検討してきました。
「みんチャレ禁煙」は、医療職との面談が不要で参加ハードルの低い点が評価され、試行実施として導入されました。初回の募集枠は100名で、すべて埋まったことから、禁煙支援に対する高いニーズが明らかになりました。
ナカノフドー建設では目標達成率480%!
全国土木建築国民健康保険組合に加入する株式会社ナカノフドー建設は、独自でエーテンラボと契約し、「みんチャレ禁煙」を導入しました。
2024年5月31日から参加者を募集し、2025年1月からの「就業時間中禁煙」に向けた取り組みの一環として、目標参加人数20名のところ、96名が参加。目標達成率480%という驚異的な結果を収めました。
ナカノフドー建設は、禁煙推進の取り組みと禁煙支援プログラムの両輪で、従業員の禁煙を積極的にサポートしています。
「みんチャレ禁煙」の特徴
「みんチャレ禁煙」は、以下の3つの特徴があります。
1.
ピアサポート効果: チャレンジする仲間同士で励まし合い、孤独感を軽減することで、前向きに禁煙を継続できます。
2.
参加しやすい環境: 通院が不要なため、参加しやすい点が魅力です。専任者が企業の状況に合わせて、参加を促すサポートを行います。
3.
成果報酬型: 禁煙の成否に基づいて報酬を支払う仕組みを採用しており、アウトカム評価を重視しています。
今後の展開
全国土木建築国民健康保険組合は、今後も「みんチャレ禁煙」の試行実施を継続し、建設土木業界における禁煙支援を強化していく予定です。
「みんチャレ禁煙」は、参加しやすい環境と高い成功率を実現することで、建設土木業界の禁煙を促進し、従業員の健康増進に貢献することが期待されています。