朝井リョウの「ゆとり三部作」が飛躍的な人気を誇る
著者である朝井リョウが手がけたエッセイシリーズ「ゆとり三部作」が、驚くことに累計発行部数が55万部に達しました。このシリーズは、株式会社文藝春秋から刊行されており、作品名は『時をかけるゆとり』『風と共にゆとりぬ』『そして誰もゆとらなくなった』の3冊です。新たに55万部突破を記念して、新しい帯が巻かれ、さらなる注目を集めています。
これまでの歩み
シリーズの第一作目である『時をかけるゆとり』は、朝井リョウによる初のエッセイ集です。この本は2012年に『学生時代にやらなくてもいい20のこと』というタイトルで発売され、2014年に文庫化されました。本書では、1989年からの日本国内外の出来事を背景に、朝井自身の人生を織り交ぜた年表が展開され、大学生活や就職活動、社会人としての日常をユーモラスかつ切ないタッチで描いています。全23編のエッセイは、多くの読者の共感を呼びました。
第二作の『風と共にゆとりぬ』は、2017年に単行本として登場し、2020年には文庫化されました。この作品では、さまざまな雑誌や新聞に寄稿したエッセイを集めた内容に加えて、著者自身の悶絶の体験を語る「肛門記」が筆者の書き下ろしとして収録されています。そして、文庫版ではこの内容に続く「肛門記~Eternal~」も楽しむことができます。読者から寄せられた感想募集キャンペーンでは、「肛門記」がダントツの人気を誇り、多くのファンに支持されています。
そして、ついに2022年に発表された第三作『そして誰もゆとらなくなった』は、同様に人気の高いエピソードを集めつつ、読者が待ち望んだ書き下ろしが追加されています。2025年7月には文庫版もリリースされ、この三部作はまさにボリューム満点の一冊に仕上がっています。
読者や著者の声
最近、アイドルグループ「カラフルスクリーム」のかれんさんが著者紹介欄に投稿し、その投稿がSNS上で話題になったことで、「ゆとり三部作」への関心がさらに高まりました。SNS上での反響を見れば、今後もこのシリーズの人気は止まることがなさそうです。また、感想募集キャンペーンでは、「気持ちが落ち込んでいる時に読むとリラックスできる」や「生きやすく感じる」といった多くの感想が寄せられ、多くの読者に親しまれていることが明らかになりました。
今年の本屋大賞を受賞した『イン・ザ・メガチャーチ』の著者でもある朝井リョウのエッセイから、あなたもその魅力を感じ取ってみてはいかがでしょうか。多彩な表現で描かれた人生の様々な局面は、多くの読者にとって心に響く体験となることでしょう。
直筆コメント
55万部突破を記念し、朝井リョウから直筆コメントも届いています。「多くの方に手に取っていただき、本当の自分を知ってもらえる瞬間が何よりも嬉しいです」と述べ、市場での成功を喜ぶ様子が伺えます。
著者プロフィール
朝井リョウ(あさい・りょう)は1989年岐阜県出身。デビュー作『桐島、部活やめるってよ』で小説すばる新人賞を受賞し、続く『何者』で直木賞を獲得するなど、数々の賞を受賞しています。また、『イン・ザ・メガチャーチ』での受賞が決定したことも話題に。多数の著作を手掛ける実力派の作家です。