日本一の長さを誇る坂本ケーブル、索条交換を実施予定
日本一長い坂本ケーブルの索条交換工事が決定!
比叡山鉄道株式会社は、日本一の長さを誇る坂本ケーブルの索条交換を2026年春に行うと発表しました。2019年以来、約7年ぶりとなるこの大規模な改修工事は、来春の定期運休期間を利用して実施される予定です。
工事の概要
運休予定は2026年2月24日から3月1日までの6日間。この期間中、坂本ケーブルの運行は全て休止となり、ケーブル坂本駅からケーブル延暦寺駅の区間で索条の交換が行われます。この工事では、1号車「縁号」と2号車「福号」を連結している約2,100メートルのロープが新しいものに交換されます。この交換作業は、安全上の理由から一般のお客様の立ち入りは禁止され、運休に伴う代替バス等の運転は行われません。
坂本ケーブルの歴史と役割
坂本ケーブルは、比叡山へのアクセス手段として多くの利用者に親しまれてきました。その美しい景観や高い位置からの眺望は、観光客だけでなく地元の人々にも愛されています。運行が開始された当初から、こちらのケーブルカーは時間を経ても変わらぬ愛らしい姿を保っており、地域の重要な交通手段としての役割を果たしています。
過去の工事の体験
2019年に行われたロープ交換工事の際には、安全祈願を行った後、ロープが搬入され、その後の作業が進められました。特に新しいロープを車両後部に接続するプロセスや、離合箇所までの運転は、技術者にとっても緊張を伴う重要な作業でした。今回も同様に、専門的な技術が求められますが、この工事を通じて坂本ケーブルの安全性と安定性がさらに向上することが期待されております。
これからの期待
この交換工事によって、坂本ケーブルはさらに多くの観光客を迎えることができるでしょう。また、新しい索条によって提供されるさらなる安全性は、利用者の安心を確保し、地域全体の経済活性化にも寄与することになるでしょう。市民や観光客とともに、これからも坂本ケーブルの魅力を大いに楽しむことができることを心から願っています。
来春の目玉となるこの工事にご注目ください。
会社情報
- 会社名
- 比叡山鉄道株式会社
- 住所
- 電話番号
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