カスタメディア、NEXs TOKYOスタートアップ会員に選出
大阪に本社を置く株式会社カスタメディアは、東京都が運営するスタートアップ支援拠点「NEXs TOKYO」のスタートアップ会員に選出されたことを発表しました。この選出は、同社が手がけるサイト構築サービス「カスタメディアMASE」が、日本企業の競争力を向上させるための重要な一歩となります。
NEXs TOKYOとは
東京都が提供する「NEXs TOKYO」は、業種や地域の枠を超えたイノベーションクリエイションを目的に設立された総合支援拠点です。このプログラムでは、東京を拠点に活躍するスタートアップに対して、成長を促進するための様々なサポートが用意されています。特に،都外から拠点を持つスタートアップに対しては、事業の加速やネットワーク構築の機会を提供し、全体的なビジネスの発展を目指しています。
選出に対する意気込み
「NEXs TOKYO」に名を連ねたことに対し、カスタメディアの創業者である宮崎耕史氏は、選ばれたことを名誉に思うとし、新規事業を展開する機会を得られたことに感謝の意を表しました。今後、東京という経済の中心で、より多くの企業と協力しながら新しい価値を創造し、地方発のスタートアップとして地域や社会に貢献できることを目指しています。
カスタメディアの強み
カスタメディアが提供する「カスタメディアMASE」は、マッチングサイトやコミュニティサイトの構築に特化したパッケージです。このパッケージは、700件以上の実績を持ち、企業のニーズに合わせた柔軟なカスタマイズ機能を強みとしています。この多機能パッケージを使うことで、企業は低コストかつ短期間でのWebサイト構築が可能となり、競争力を維持するために必要な迅速な対応力を持てるようになります。
競争が高まる市場環境
現在、政府や自治体がスタートアップ育成を促進する中で、市場は活況を呈しています。特に、大手企業が新規事業に積極的に投資しており、シェアリングエコノミーやSaaS市場は急速に拡大しています。これらの動向は、新しいビジネスモデルの創出を促進し、既存の企業や地方自治体も革新を求められています。
新規事業への挑戦
カスタメディアは、企業が迅速に市場に適応できるよう、低コストでのシステム構築を追求しています。この「多産多死」と呼ばれる新規事業の特性を理解し、失敗のリスクを低減するための「型」を提供することが、同社の使命です。その意義は、起業家が失敗を恐れず新たな試みに挑戦し続けられる環境を作り出すことにあります。
まとめ
今回の「NEXs TOKYO」への参画によって、カスタメディアは若手企業との連携を強化し、革新性を持った新規事業を推進することを目指しています。この活動を通じて、地域経済の活性化と共に、新たなイノベーションを創出し、日本企業の存在感を国際市場で取り戻すための貢献が期待されます。