京都・東山にオープンした新しい珈琲体験「CRAFT COFFEE & GELATO KUNZUDO」

京都・東山に新たな珈琲の聖地が誕生

2021年10月3日（日）、京都・東山エリアにクラフト珈琲専門店「CRAFT COFFEE & GELATO KUNZUDO」がオープンしました。店のテーマは「旅する珈琲」。これは、珈琲をもっと自由に楽しむことをコンセプトとし、国内外の特色ある副原料を活用した独自の「フレーバー珈琲」を提供しています。

こだわりのフレーバー珈琲

KUNZUDOでは、地域の特産品を活かしたフレーバー珈琲を楽しむことができます。例えば、京都府南山城村産のほうじ茶や徳島県のゆず、和歌山県のぶどう山椒など、日本各地の素材を取り入れた新しい風味を提案。1杯540円（税込）からと手頃な価格で楽しめ、ドリップパックも216円（税込）とお土産にもぴったりです。

また、国内の焙煎所「マルトシ珈琲」に焙煎を依頼しているため、本格的な珈琲の味わいを提供しています。付け合わせで、オリジナルフレーバー珈琲を使用したジェラートも10月中旬に発売予定です。これにより、珈琲の味わいをそのまま楽しむ新しい形のスイーツも加わります。

環境への配慮と未来への展望

特に注目されるのは、KUNZUDOが掲げるサステナビリティの取り組みです。使用する副原料や商品開発には、「残さ」やB級品とされる素材を積極的に活用し、地域コミュニティの形成に貢献しようとしています。この思いは、地域伝統産業とのコラボレーションを通じて文化を創造することにもつながるでしょう。

安全対策と新たな挑戦

COVID-19の影響を受けて、KUNZUDOでは基本的にテイクアウトを主軸に営業しています。店舗内は換気機能付きエアコンを導入し、スタッフとお客様はマスク着用、アルコール消毒を徹底。支払い方法も完全キャッシュレスとし、安全で非接触のサービスを実現しています。今後はデリバリーサービスの導入や、BtoB向けプラットフォームの強化も予定されています。

多様な商品展開

さらに、KUNZUDOは「世界のロースターズ・セレクション」というコンセプトで、福岡の『COFFEE COUNTY』やスウェーデンの『morgon』から特別なブレンドを取り入れた商品も展開しています。これらの豆は、1杯650円（税込）で楽しめるため、現地の珈琲文化を感じることも可能です。

まとめ

「CRAFT COFFEE & GELATO KUNZUDO」は、ただの珈琲店にとどまらず、地域と連携し、環境に配慮した新しい珈琲文化の創造を目指しています。地元企業との協力や独自のフレーバー開発などを通じた挑戦は、京都の地に新しい風を吹かせるでしょう。是非、訪れてその素晴らしい体験を味わってみてください。