THREEのインドネシア市場進出
ライフスタイルコスメブランド「THREE」がインドネシア市場に本格的に展開を始めることを発表しました。この展開に際して、AnyMind Groupが提供する「グローバルECソリューション」を活用し、日本からの輸入やEC販売、マーケティングの支援を包括的に行います。
THREEとは?
THREEは2009年に設立され、精油などの天然素材にこだわったホリスティックケアを提供するコスメブランドです。スキンケアやヘア・ボディケア、フレグランスまでを網羅し、自由な発想のメイクアップ製品を展開しています。これまでにタイ、台湾、中国、マレーシアに進出し、より多くの国でその魅力を広めています。
インドネシア市場の重要性
インドネシアは日本の倍以上の人口を抱え、特に30代前後が多い若い市場です。THREEは、これまでは百貨店を通じて製品を提供していましたが、さらに本格的な展開を狙っています。インドネシアの厳しい輸出入規制や現地法人の設立、在庫管理などの課題をクリアしながら、成長が見込める市場に本格参入を果たします。
AnyMindの役割
AnyMind Groupは、ECマネジメント、物流、マーケティング、カスタマーサポートを包括的に支援します。具体的には、インドネシアに自社倉庫を持つDDI社のソリューションを活用し、商品販売をShopeeやTikTok Shop、TokopediaなどのECモールを通じて行います。また、商品流通や物流も一貫して支支えることで、効率的な運営を実現します。
具体的なサービス内容
- - ECマネジメント: AnyMindが提供するプラットフォーム「AnyX」を通じて、複数の販売チャネルを一元管理。
- - 物流支援: グローバル物流プラットフォーム「AnyLogi」を使用して輸入から現地流通までをサポート。
- - カスタマーサポート: 会話型コマースプラットフォーム「AnyChat」を導入し、リアルタイムのサポートを提供。
- - マーケティング施策: インフルエンサーを活用した「AnyTag」と生成AIを利用した「AnyLive」による販売施策を計画。
市場展開に向けた期待
ACROの代表取締役社長、宮﨑稔章氏は、THREEをインドネシアの消費者に紹介できることを楽しみにしています。自然の「香り」や「色」が多くの人々のウエルネスに寄与することを願っています。また、AnyMindの久保社長も、データドリブンなアプローチを通じてTHREEの成長を支援する意気込みを見せました。
THREEのホリスティックケアとメイクアップの魅力を最大限に引き出すことで、インドネシア市場での更なる成長を期待しています。インドネシアの消費者にとって、THREEは新たな選択肢となるでしょう。そして、AnyMindのテクノロジーを駆使して、現地市場におけるブランドの存在感を強化していく予定です。今後、THREEがインドネシアでどのように受け入れられていくのか、注目が高まります。